不動産買取のメリットとデメリットを比較!迷ったら買取保証がおすすめ

不動産 買取 メリット デメリット

不動産をすぐ確実に売却したい場合、不動産業者に物件を直接買取してもらえる「買取」という売却方法がおすすめです。

しかし、買取は仲介に比べて早く・確実に不動産を売却できるものの、価格が安くなりやすいといったデメリットも存在します。

そうした場合、仲介と買取のメリットを併せ持つ「買取保証」という制度を実施している不動産業者も存在するので、そうした業者を利用するのもおすすめです。

しかし買取保証を導入している不動産業者はまだまだ少ないため、インターネットで検索して、見つけた業者へ1社ずつ問い合わせて探さなければなりません。

買取保証のある不動産業者をいますぐ探したいのであれば、全国1,600以上の不動産業者へ一気に査定を申し込める「一括査定サイト」を利用するとよいでしょう。

不動産売却における仲介と買取の違い

不動産を売却する場合「仲介」と「買取」という2種類の方法があります。

種類 売却先
仲介 一般の買主を探して物件を売却する
買取 不動産業者へ物件を直接売却する

まずは不動産売却における、仲介と買取の違いをおさらいしておきましょう。

一般の買主を探して物件を売却する「仲介」

仲介とは、不動産業者と「媒介契約」を締結して、不動産を購入してくれる買主を探してもらい、その相手に不動産を売却する売り方です。

不動産業者は売主に代わって不動産を購入してくれる買主を探し、その成功報酬として「仲介手数料」を受け取ることで収益を上げています。

媒介契約には次の3種類があり、1社としか契約できない契約形式や、複数社と同時に契約できる契約方式があります。

種類 内容
専属専任媒介契約 不動産業者1社のみに仲介を依頼する
不動産業者が見つけた買主にしか売却できない
専任媒介契約 ひとつの不動産業者のみに仲介を依頼する
売主が自分で見つけた買主へ売却することも可能
一般媒介契約 同時に複数の不動産業者に仲介を依頼できる

どの契約方式にも共通している点が「買主が見つからない限りは不動産を売却できない」ということです。

売主自身が買主と交渉すれば、売却価格についてはある程度融通が効くので「なるべく高く不動産を売却したい!」という売主におすすめです。

不動産業者へ物件を直接売却する「買取」

買取とは、自社で費用を負担して物件を購入してくれる買取業者へ不動産を売却する売り方です。

買取業者は買取した物件をリフォーム・リノベーションしてから、投資家などの第三者へ販売することで利益を得ています。

仲介と異なり、一般の買主を探す必要がないので、売主と買取業者の双方が価格や条件に納得した時点ですぐに不動産を売却できます。

場合によっては、最短2日程度で不動産を引渡して現金化できるケースもあるため「早く不動産を売却したい!」という売主におすすめです。

不動産買取のメリットは手間なく早く売却できること

不動産買取

不動産業者に買取を依頼するメリットは手間なく早く売却できることです。

具体的には、不動産買取には6つのメリットがあります。

  1. 最短数日ですぐに売却できる
  2. 査定額どおりに売却できる
  3. 仲介手数料が掛からない
  4. 周囲に知られずに売却できる
  5. 現状のまま物件を引渡しできる
  6. 契約不適合責任を負う必要がない

それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。

【メリット1】最短数日ですぐに売却できる

まず1つ目のメリットは、不動産を早く売却できることです。

不動産売却を仲介で依頼する場合、物件の購入希望者を募集することから始まり、内覧の対応や価格交渉といった売却活動もおこなわなければなりません。

そのため、不動産業者に物件の売却を依頼してから実際に手続きが完了するまでには、平均で3カ月ほど期間が掛かってしまうケースが多いです。

一方、不動産売却を買取で依頼する場合、不動産業者に物件を購入してもらえるので、上記のような売却のための活動期間を設ける必要がありません。

そのため買取の場合、不動産業者へ依頼してから平均で2週間程度、早ければ最短2日程度で売却できるケースもあります。

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【メリット2】査定額どおりに売却できる

2つ目のメリットは、査定額どおりに売却できることです。

不動産売却を仲介で依頼する場合、すぐに購入希望者が現れる保証はないため、一向に購入希望者が現れず、いつまで経っても売却できないケースもあります。

もし購入希望者が現れたとしても、価格交渉などで当初の査定価格よりも大きく下がってしまうということも十分に考えられます。

一方、不動産売却を買取で依頼する場合、不動産業者が買主となるので提示された査定額どおりに不動産を買取してもらえます。

そのため、自身の戸建やマンションを売却し、新居の購入資金に充てるなどの資金計画が立てやすい方法といえます。

【メリット3】仲介手数料が掛からない

3つ目のメリットは、不動産売却に余計な手数料が掛からないことです。

不動産売却を仲介で依頼する場合、契約が成立すると売却活動の報酬として仲介手数料を支払う必要があります。

この仲介手数料とは、不動産業者のホームページや実店舗に物件情報を掲載したり、広告としてチラシを制作し、ポスティングをしたり、内覧の募集や買主への対応をしたりする売却活動に対する手数料をいい、不動産仲介業者はこれが主な利益となっております。

また、仲介手数料は宅地建物取引業法で下記のように定められています。

  • 200万円以下で売買された物件の場合は取引額の5%以内
  • 200万円超〜400万円以下で売買された物件の場合は取引額の4%以内
  • 400万円を超えて売買された物件の場合は取引額の3%以内

例えば、売買価格が400万円を超える物件は、以下のような計算式で手数料が決まります。

仲介手数料=(売却価格×3%+6万円)×消費税

この計算式をもとに、売却価格が3,000万円の物件の仲介手数料を調べてみると、

(3,000万円×3%+6万円)×消費税(10%)=105万6,000円

このように、不動産売却を仲介業者に依頼し3,000万円で売却された場合、不動産業者に支払う仲介手数料は約105万6,000円となります。

また売主が支払う仲介手数料に限り、物件の売却価格が400万円以下の場合には一律18万円を上限となります。

一方、不動産業者に買取を依頼する場合、不動産業者が買主となるので売却活動が不要になり、仲介手数料も発生しません。

そのため、手数料などの余計なコストを掛けずに不動産業者に物件を売却することができるのです。

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【メリット4】周囲に知られずに売却できる

4つ目のメリットは、誰にも知られることなく売却できることです。

不動産売却を仲介で依頼する場合、全国から物件の購入希望者を探すための売却活動をおこないます。

具体的には、以下のような方法で売却活動が実施されます。

  • ホームページや実店舗などで物件の情報を公開する
  • 広告としてチラシを作成して投函する

そのため、これらの売却活動を通して周囲住民に物件を売却することが知られてしまう恐れがあります。

一方、不動産売却を買取で依頼する場合、不動産業者が買主となるので、上記のような売却活動が一切不要になります。

そのため、周囲の方々はもちろんのこと、誰にも知られることなく安心して売却することができる方法となっております。

【メリット5】現状のまま物件を引渡しできる

5つ目のメリットは、不動産業者に現状のまま受け渡すことができるということです。

不動産売却を仲介で依頼する場合、購入希望者のために内覧を実施することがほとんどです。

そのため、内覧がおこなわれる前にハウスクリーニングなどで物件を綺麗な状態にしておく必要があり、それに掛かる費用は売主の負担になります。

とくに築年数の古い物件だと、大規模なリフォームやリノベーションなどが必要になる場合もあり、数百万円単位の費用が掛かる恐れもあります。

一方、不動産売却を買取で依頼する場合、不動産業者が買主になるため内覧がありません。

そのため、リフォームやリノベーションはもちろんのこと、ハウスクリーニングも必要ないので、余計な手間や費用を掛けずに不動産を現状のまま引き渡すことが可能です。

【メリット6】契約不適合責任を負う必要がない

6つ目のメリットは「契約不適合責任」を負う必要がなくなることです。

契約不適合責任とは、売却した不動産に何らかの欠陥が発覚した場合、売主が買主に対して負わなければいけない責任のことです。

具体的には、次のような欠陥が不動産に見つかった場合、契約不適合責任を追うことになります。

  • 雨漏り
  • シロアリ被害
  • 建物の傾きなど

不動産の売買契約を結んだ後に、このような欠陥が見つかった場合、売主はその欠陥を修繕しなければなりません。

不動産を売却した後、数年が経ってから契約不適合責任によって損害賠償を請求されたケースもあります。

しかし、この契約不適合責任は買主が個人の場合のみに負う責任で、買取のように不動産業者へ売却する場合は免責されます。

買取であれば、契約不適合責任を追及されてトラブルに巻き込まれる恐れがないので、安心して不動産を売却できます。

不動産買取のデメリットは仲介より価格が安くなること

不動産買取

不動産業者に買取を依頼する場合、メリットだけでなくデメリットも存在します。

不動産を早く・確実に売却できる買取ですが、価格に関しては仲介よりも安くなってしまうケースが多いのです。

つづいては不動産業者に買取を依頼するデメリットを解説します。

【デメリット】売却価格が相場より20~30%も安くなる

不動産売却を買取で依頼するデメリットは、売却価格が相場よりも低くなってしまうことです。

不動産業者に物件を買取してもらう際、基本的には現状そのままの状態で引き渡しますが、その後で不動産業者は買取した物件を販売するためにハウスクリーニング・リフォーム・リノベーションなどを施してから、不動産投資家などの第三者へ再販売します。

このように物件を再販売するためのリフォーム費用などが価格から差し引かれるため、相場より20〜30%ほど安い価格で買い取られるケースが多いです。

例えば、仲介であれば約3,000万円で売却できる物件でも、20〜30%ほど安くなる買取の場合は約2,100万〜2,400万円程度になってしまいます。

このように不動産売却を買取で依頼する場合、価格が下がってしまうことが唯一のデメリットといえます。

仲介と買取どちらがおすすめ?

注意

ここまで買取のメリット・デメリットを解説しましたが、仲介と買取どちらの方法で不動産を売却するべきか迷う人も多いでしょう。

結論からいうと「スピードを重視するか?価格を重視するか?」といった点は個人で異なるため、以下を判断材料に自分にあった方法を選ぶことをおすすめします。

希望条件 売却方法
時間をかけても高く売りたい 仲介
早く確実に売りたい 買取
買取と仲介で迷っている 買取保証

それぞれの売却方法に向いているケースを1つずつ見ていきましょう。

時間をかけても高く売りたい人は「仲介」がおすすめ

以下のように、売却スピードより価格を重視する人には「仲介」をおすすめします。

  • 相続した実家を利用する予定がないので高く売りたい
  • 大金をかけて建てた家なので、一定の金額以上で売却したい

仲介業者であれば、売主が売り出し価格を設定できるので、希望どおりの金額で不動産を売却できる可能性が高いです。

買主が見つからないと売却できないため、時間がかかるといったデメリットはありますが、その点を許容できるのであれば仲介を利用するとよいでしょう。

早く確実に売りたい人は「買取」がおすすめ

次のように、売却価格よりスピードを重視する人には「買取」をおすすめします。

  • 離婚するので、早く売却して縁を切りたい
  • 転勤が決まったので、早急に不動産を手放したい

買取の場合は買主を探す必要がないので、不動産業者の提示してきた価格に納得できればいますぐ確実に売却できます。

仲介よりも価格が安くなりやすいというデメリットはありますが、価格にこだわらず不動産を早く手放したい人は「買取」を利用するとよいでしょう。

仲介と買取で迷ったら「買取保証」がおすすめ

じつは仲介と買取のどちらも併用して不動産を賢く売却できる方法があることをご存知でしょうか。

その買取と仲介を併用できる方法とは、「買取保証」の制度がある不動産業者に仲介を依頼することです。

不動産売却を通常の仲介業者へ依頼した場合、以下のような流れで売却が進みます。

インターネットに物件情報を公開したり、チラシを制作して広告を出したりすることで物件の購入希望者を探します。

ただし、どれだけ売却活動をおこなっても一定期間に購入希望者が現れずに結局売却することができないといったケースも多くあります。

一方、買取保証の制度がある仲介業者に依頼した場合、以下のように売却が進みます。

まず売却活動をおこなう前に物件の買取保証額を提示されます。

その後、仲介と同様に売却活動をおこないますが、一定期間内に購入希望者が現れなかった場合、契約時に提示された買取保証額で仲介業者が物件を買取してくれます。

買取保証のある仲介業者を利用すれば、自分の希望した価格で売却活動をおこなえるうえ、もし買主が見つからなくても仲介業者に不動産を確実に買取してもらえるのです。

つまり、物件を高く売れる仲介のメリット、確実に不動産を売却できる買取のメリット、双方のメリットを買取保証は併せ持っているということです。

「確実に売却したいけれど、相場より安くなるのは避けたい」といった方におすすめしたい、賢く不動産を売却できる方法になります。

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買取と仲介で悩んだら「一括査定」で比較しよう

買取と仲介のどちらにするかで悩んだときは、不動産業者の査定をいくつか受けて、価格や条件を比較するとよいでしょう。

しかし、1社ずつ不動産業者へ連絡して、何度も査定を受けるのは時間も手間もかかってしまいます。

そうした場合、インターネットから全国の不動産業者へ一気に査定を申し込める「一括査定サイト」を利用することをおすすめします。

一括査定なら簡単な情報を入力するだけで、国内大手から地元密着型まで全国1,600以上の不動産業者に査定してもらえます。

査定結果の中から気になった不動産業者をいくつか選び、直接話を聞いてみて一番信頼できる業者へ売却を依頼するとよいでしょう。

下記の査定フォームでは、全国から厳選された不動産業者の査定結果がたった2分でわかるので、ぜひ活用してみてください。

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まとめ

不動産業者へ物件を直接売却できる「不動産買取」のメリットは手間なく早く売却できることです。

最短数日ですぐに売却できるだけでなく、現状のまま物件を引渡し可能で、契約不適合責任も負う必要がないので、手間なく安心して売却できます。

一方で、仲介で売却する場合より売却価格が20~30%程度安くなることが不動産買取のデメリットといえます。

不動産買取のデメリットを抑えるには、仲介と買取のいいとこ取りともいえる「買取保証」を利用するか、買取価格の高い不動産業者を探しましょう。

とはいえ、インターネットで検索して、1社ずつ不動産業者へ問い合わせると時間も手間もかかってしまうため、全国1,600以上の不動産業者へ一気に査定を申し込める「一括査定サイト」を利用して探すことをおすすめします。

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不動産買取に関するよくある質問

不動産買取とは、どのような仕組みですか?

一般の買主を探して不動産を売却する「仲介」とは異なり、不動産業者が自社で物件を買取する売却方法を「買取」といいます。

不動産買取のメリットは何ですか?

最大のメリットは最短数日ですぐに不動産を売却できることです。また仲介手数料が掛けずに、現状のまま物件を受け渡し可能で、契約不適合責任を負う必要がないこともメリットといえます。

不動産買取のデメリットは何ですか?

仲介で売却する場合より価格が安くなることがデメリットです。具体的には売却価格が相場より20~30%ほど安くなります。

仲介と買取どちらがおすすめですか?

時間をかけても高く売りたい人は仲介、早く確実に売りたい人は買取がおすすめです。また仲介と買取で迷ったら買取保証制度のある仲介業者をおすすめします。

不動産業者選びで悩んだらどうすればよいですか?

仲介・買取にかかわらず、不動産業者を選ぶ際は一括査定サイトを利用して比較しましょう。一括査定サイトを利用すれば、全国1,600以上の不動産業者へ一気に査定を申し込めます。
【2分でわかる】不動産業者の一括査定はこちら

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