買取と仲介で売れやすい古家付き土地の特徴
古家付き土地を売却する場合、その古家付き土地が持つ特徴によって「買取業者に売却すべきか」「不動産会社に仲介を依頼して第三者に売却すべきか」が変わります。
原則として、「一般層からの需要が低め」「リフォームや法対応が必要」といった古家付き土地は買取、「一般層からの需要が高め」「すぐに居住ができる」といった古家付き土地は仲介向きです。
以下では、古家付き土地を売却する際に買取・仲介それぞれに向いているものについて、詳細を解説します。
買取による売却が向いている古家付き土地
買取業者への買取による売却が向いている古家付き土地の特徴は、次の通りです。
- 地方にあり、最寄り駅からも離れている
- 学校や病院といった生活に必要な施設が近くにない
- 老朽化が進んでおり、居住にはリフォームやリノベーションが必要
- 治安がよくないエリアにある
- 土地面積が狭かったり、日当たり・風通しが悪かったりと、物件自体の条件がよくない
- そもそも仲介を断られたことがある
- 再建築不可物件となっている
- 事故物件扱いになっている
要するに、一般的な需要が少なく仲介で売却するのが難しい古家付き土地は、買取による売却を推奨します。とくに訳あり物件を専門にする業者なら、普通の人には売れにくい土地であっても積極的に買い取ってくれるでしょう。
仲介による売却が向いている古家付き土地
仲介による売却が向いている古家付き土地の特徴は、次の通りです。
- 都市部などの人気のエリアにある
- 駅から徒歩5分〜10分圏内にある
- 周辺に学校や病院、大型の商業施設などがそろっている
- 治安のよいエリアにあり、土地面積が広く日当たりや風通しがよい
- リノベーションやリフォームがされていて、すぐにでも問題なく居住できる
仲介でも売れるのは、古家付きであっても一般的な需要が高く、生活環境が揃っている土地です。仲介による売却なら、買取よりも高額になる可能性があります。
不動産買取と仲介の違い
業者を通じて古家付き土地を売却する「買取」と「仲介」は、それぞれで売却の方法やメリット・デメリットが異なります。不動産買取と仲介の違いは次の表の通りです。
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買取 |
仲介 |
概要 |
不動産会社や専門業者に不動産を直接買い取ってもらう方法 |
不動産会社が売主と買主との間で仲介して取引を進める方法 |
メリット |
・買主を探す必要がなくすぐに現金化できる
・近所に知られずに売却できる
・途中で売買契約を解除されることがほとんどない
・契約不適合責任が原則不要になる
・リフォームや修繕などをせずに売却できる |
・買取よりも高額で売却できる可能性がある
・購入者の意見を聞いて内装や販売方法を改善できる |
デメリット |
・仲介よりも売却金額が低くなる
・買取に対応している不動産が仲介より少ない |
・売却できるまでに時間がかかる
・広告宣伝や買主との交渉が必要になる
・仲介手数料がかかる |
古家付き土地を売るときには、買取と仲介のどちらのほうがあなた向きかを確認しておくことが大切です。「古家付き土地の特徴はどうか」「高額で売りたいのか」「トラブルなくスピーディーに売りたいのか」など、自分のニーズをしっかりと洗い出しておきましょう。
どちらを選ぶかがわからないときは仲介と買取の両方を手がける業者に相談してみる
場合によっては、「所有している古家付き土地が仲介と買取のどちらに向いているのかがわからない」というケースもあるかもしれません。その場合には、仲介と買取の両方を手がける業者に相談することをおすすめします。
そのような業者であれば、仲介と買取の両方に関するノウハウがあるため、「こういった物件であれば仲介・買取が向いている」と判断してもらえると考えられます。
なお、不動産の仲介や買取を行っている業者であれば、基本的に査定に対応しています。不動産業界における査定とは、土地や建物の買取金額の目安を調べることです。
査定のみであれば無料なのが一般的であり、業者の公式サイトから査定依頼が可能です。どちらを選ぶべきかで悩んだときには、買取と仲介の両方を手がける業者に査定を依頼したうえで、担当者にどちらの方法を選ぶべきかを相談してみるとよいでしょう。
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古家付き土地の売却で買取業者への依頼をおすすめする理由
古家付き土地を確実に売却したいときは、仲介よりも買取業者への依頼を推奨します。買取業者への依頼をおすすめする理由は次の通りです。
- そのままの状態の古家付き土地でもスムーズに買取してくれる
- 古家付き土地でも適正価格で売却できる
- 売却までのスピードが仲介よりも早い
当然ながら、物件の状態や環境によっては仲介で売却したほうがよいケースも存在します。あくまで一般的な傾向として紹介します。
そのままの状態の古家付き土地でもスムーズに買取してくれる
買取業者なら、古家付き土地の建物のリフォームや修繕をせず、そのままの状態でもスムーズに買い取りしてくれます。買取業者の多くは、自社でリフォームや修繕に対応することを前提として買取をおこなっているからです。
また買取業者への売却なら、契約不適合責任(旧瑕疵担保責任)を免責した状態で買い取ってくれるケースがあります。
契約不適合責任とは、売却した不動産において契約上の目的物の種類・数量・品質が異なるときに、売主が買主に対して負担する法的責任のことです。たとえば、「ロフトがなくなっていた」「収納スペースが4つから3つに減っている」「フローリングの素材が聞いていたものと違う」といった場合に契約不適合責任が問われます。
契約不適合責任を免責にしてくれる買取業者なら、安心して売却しやすいと言えるでしょう。
古家付き土地でも適正価格で売却できる
買取業者へなら、古家付き土地でも適正価格で売却できます。
とくに訳あり物件専門の買取業者は、古家付き土地を含めた「何かしらのマイナス要素がある不動産」に関する専門知識や実績を持っています。収益物件として活用できるノウハウがあるため、訳あり物件でも一般的な不動産会社に買取を依頼するよりも高く買い取ってもらえる可能性があります。
そのため買取業者は、古家付き土地でも安くしすぎず適正価格で買い取ってくれます。
ただし、仲介での売却よりも金額は低くなる傾向があります。また、訳あり物件専門の活用ノウハウや買取実績がない買取業者だと、「古家付き土地でどうやって利益を出せばよいかわからない」という心理から、適正に査定できず安く買い取ろうとするケースが考えられるでしょう。
古家付き土地を買い取ってもらう業者を選ぶときは、古家付き土地の買取実績の有無をしっかりチェックしておいてください。
売却までのスピードが仲介よりも早い
買取業者に売却する場合、仲介と異なって買主が買取業者自身になるため、ほかの買主を市場で探す必要がなくなります。また、仲介者を通じての買主との交渉をする必要がなくなるので、買取業者との相談のみで売買契約を締結可能です。
そのため、売却までのスピードが仲介よりも早くなる傾向があります。1週間〜1か月程度あれば、売却できるでしょう。スピーディーに古家付き土地を現金化したいなら、買取業者への売却をおすすめします。
古家付き土地のおすすめ買取業者5選!選定基準を満たす全国対応の業者を紹介!
古家付き土地を買取業者に売却しようと考えている人のなかには、「どんな業者に依頼すればよいかがわからない」と悩むこともあるでしょう。
ここからは、古家付き土地のおすすめ買取業者を紹介していきます。おすすめの業者を取り上げる際には下記の選定基準を設け、数ある買取業者のうちこれらの基準を満たしている業者を紹介します。
選定基準
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基準として設けた理由
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相談件数や査定件数が明記されているか
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買取業者のなかには、自社の利益を最優先とする業者もある。相談件数の豊富さは、優良な買取業者であるかを判断する材料となるため。
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士業と連携しているか
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物件によっては、権利関係などの問題から売却が難しいこともある。士業と連携している買取業者であれば、そのような問題を解決して物件売却ができるため。
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最短数日で査定が完了するか
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買取業者によって、査定や買取までにかかる期間は異なる。複数日で完了する業者であれば、可能な限り早期で買い取ってもらえる可能性があるため。
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※2024年3月時点、各選定基準を満たしている買取業者を掲載しています。
※掲載企業については当サイト独自の基準で評価をしています。
※当ページは掲載企業の信頼性等について保証するものではありません。
【1,200以上の弁護士・士業専門家と連携】1. 株式会社クランピーリアルエステート
株式会社クランピーリアルエステートは、弁護士などの士業専門家との連携に強みがある専門買取業者です。おすすめの買取業者として取り上げるための選定基準は、下記のように満たしています。
- 年間の相談件数が2,000件以上
- 全国1,200以上の弁護士・士業専門家と連携している
- 最短即日で査定が完了する
参照元:株式会社クランピーリアルエステート「株式会社クランピーリアルエステート 公式サイト」
※2024年3月時点で調査した結果となります。
株式会社クランピーリアルエステートは全国の物件買取に対応しており、年間の相談件数が2,000件以上あります。さまざまな不動産の買取に対応しており、古家付き土地も買取の対象です。
また、全国1,200以上の弁護士・士業専門家と連携して買取業務を行っているのも株式会社クランピーリアルエステートの特徴です。
古家付き土地の場合、相続による権利関係や再建築不可などの法的瑕疵があるケースも考えられます。権利トラブルや瑕疵がある物件は買い手がつきづらい傾向がありますが、施行との連携でそのような物件も買取に期待できるのは株式会社クランピーリアルエステートの強みといえるでしょう。
「権利関係があって売却が難しい」「法的な問題があって買い手がつくか不安」という場合には、株式会社クランピーリアルエステートへの依頼を検討してみてください。
会社名
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株式会社クランピーリアルエステート
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本店所在地
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【東京本社】
〒104-0045 東京都中央区築地2-10-6 Daiwa築地駅前ビル9F
【名古屋支店】
〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内2-19-32 パインツリーサービスオフィス丸の内6G
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電話番号
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【東京本社】
TEL:03-6226-2566
FAX:03-6694-4709
【名古屋支店】
TEL:052-228-3901
FAX:052-228-3902
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営業時間
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10:00~19:00(定休日:土曜・日曜・祝日)
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公式HP
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https://c-realestate.jp/
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代表者
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大江剛
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宅地建物取引業免許
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国土交通大臣(1)第10446号
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創業
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2018年2月
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【訳あり物件の買取に特化】2. 株式会社ネクスウィル
株式会社ネクスウィルが運営する「ワケガイ」は、訳あり物件を専門とする買取業者です。おすすめの買取業者として取り上げるための選定基準は、下記のように満たしています。
- 日本全国の買取に対応している
- 訳あり物件の買取実績が多数掲載されている
- 弁護士、司法書士、行政書士などと連携している
- 最短即日で買取が可能
※2024年3月時点で調査した結果となります。
株式会社ネクスウィルは日本全国の物件買取に対応しており、公式サイトに訳あり物件の買取実績が多数掲載されています。各士業とも連携しており、最短即日での買取にも対応しています。
また、空き家や再建築不可物件といった売れづらい土地の買取に対応している点も株式会社ネクスウィルの特徴です。
古家付き土地の場合、訳あり物件の1つである空き家として扱われるケースもあります。訳あり物件と扱われることからもわかるように、空き家は資産価値が低く、買い手がつきづらいのが一般的です。
そのような物件でも買取に期待できるため、空き家や再建築不可物件といった訳あり物件の売却であれば株式会社ネクスウィルの利用を検討してみてもよいでしょう。
会社名
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株式会社ネクスウィル
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本店所在地
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〒105-0021 東京都港区東新橋2-11-4 Mayapada Shiodome Plaza 3F
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電話番号
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03-6435-7950
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営業時間
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9:00~18:00
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公式HP
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https://wakegai.jp/sk/
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代表者
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丸岡智幸
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宅地建物取引業免許
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国土交通大臣(1)第10481号
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創業
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2019年1月
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【10億円までなら最短翌日決済】3. 株式会社フレキシブル
株式会社フレキシブルは、さまざまな不動産買取に対応している買取業者です。土地の買取にも対応しており、おすすめの買取業者として取り上げるための選定基準は、下記のように満たしています。
- 100棟以上の買取実績がある
- 宅地建物取引士などと連携している
- 最短即日での査定回答に対応している
参照元:株式会社フレキシブル「株式会社フレキシブル 公式サイト」
※2024年3月時点で調査した結果となります。
株式会社フレキシブルは日本全国の買取に対応しており、100棟以上の買取実績があります。宅地建物取引士などとも連携しており、最短即日での査定回答に対応しているのが特徴です。
また、公式サイトには「10億円までは最短翌日決済」と記載されているため、最短で買取を依頼した翌日に売却金額を受け取れます。「すぐに古家付き土地を現金化したい」という場合には、株式会社フレキシブルの利用を検討してみてもよいでしょう。
企業情報
会社名 |
株式会社フレキシブル |
本店所在地 |
東京都台東区東上野1-15-2 エムビルⅡ3階 |
電話番号 |
03-3832-7077 |
営業時間 |
10:00~18:00(定休日:土日・祝日) |
公式サイト |
https://www.flexible-fudousan.com/ |
代表者 |
谷口晶宏 |
宅地建物取引業免許 |
東京都知事(4)第83259号 |
創業 |
1992年8月21日 |
【どんな物件も買取に期待できる】4. イエチカドットコム株式会社
イエチカドットコム株式会社は、公式サイトにて「全国どんな家でも買取ります」と謳っている買取業者です。土地の買取にも対応しており、おすすめの買取業者として取り上げるための選定基準を下記のように満たしています。
- 買取実績が公式サイトに掲載されている
- 司法書士などと連携している
- 最短3日で現金化可能
※2024年3月時点で調査した結果となります。
イエチカドットコム株式会社は全国の物件買取に対応しており、買取実績が公式サイトに掲載されています。「どんな家でも買取ます」と記載されていることから、基本的にはどのような物件であっても買取に対応してもらえると予測されます。
また、最短3日で現金化できるのもイエチカドットコム株式会社の特徴です。「古家付き土地をすぐに現金化したい」といった場合、イエチカドットコム株式会社を利用することを検討してみてもよいでしょう。
会社名
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イエチカドットコム株式会社
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本店所在地
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〒616-8371 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺若宮町31番地
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電話番号
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【東日本エリア】
0120-51-0005
【西日本エリア】
0120-51-5000
【九州エリア】
0120-51-5050
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営業時間
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10:00〜21:00
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公式HP
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https://www.iechika.com/
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代表者
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奧田邸親
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宅地建物取引業免許
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京都府知事(3)13060号
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創業
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-
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【他社に断られた物件も相談可能】5. 株式会社三条工務店
株式会社三条工務店は、「当社に買取できない物件はありません」と謳う買取業者です。さまざまな不動産の買取に対応しており、古家や土地も買取の対象としています。
株式会社三条工務店は、おすすめの買取業者として取り上げるための選定基準を下記のように満たしています。
- 査定実績が掲載されており、700件以上の買取実績がある
- 弁護士、司法書士、税理士などと連携している
- 最短3日で買取が可能
※2024年3月時点で調査した結果となります。
株式会社三条工務店は、日本全国の物件買取に対応しています。700件以上の買取実績があり、公式サイトには査定実績が掲載されています。また、各士業とも連携しており、最短3日で物件を買い取ってもらえるのも特徴です。
さらに、株式会社三条工務店の公式サイトには、「他社に断られた物件でもご相談ください」と記載されています。「仲介では売れなかった」「そもそも仲介を断られた」という場合も買取に期待できるため、そのような場合には株式会社三条工務店の利用を検討してみてもよいでしょう。
会社名
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株式会社三条工務店
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本店所在地
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【大阪なんば本店】
〒556-0023 大阪市浪速区稲荷1丁目5-3
【北大阪支店】
〒570-0017 大阪府守口市佐太東町1丁目22番11号
【神戸支店】
〒651-0085 兵庫県神戸市中央区八幡通4丁目2-9
【奈良支店】
〒630-8114 奈良県奈良市芝辻町2丁目10-10
【姫路支店】
〒670-0926 兵庫県姫路市東駅前町24番地
【和歌山支店】
〒640-8331 和歌山県和歌山市美園4丁目69-8
【京都支店】
〒601-8001 京都府京都市南区東九条室町1-10
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電話番号
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06-6563-6100
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営業時間
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9:00~18:00
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公式HP
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https://trouble-bukken.com/
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代表者
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岩﨑良信
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宅地建物取引業免許
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国土交通大臣(1)9655号
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創業
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2013年2月
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特定の地域に特化した古家付き土地の買取業者5選
古家付き土地に対応する買取業者には、特定の地域のみに特化した業者もあります。特定の地域に特化した業者であれば、その地域での買取に関するノウハウがあるため、全国対応の業者よりも高値かつ早期で物件を売却できる可能性があります。
ここでは、主要都市(東京都・大阪府・愛知県・福岡県)の買取に対応するおすすめの買取業者を紹介していきます。おすすめの業者を取り上げる際には下記の選定基準を設け、数ある買取業者のうちこれらの基準を満たしている9社を紹介します。
- 東京都・大阪府・愛知県・福岡県のいずれかの買取に対応しているか
- 買取実績が掲載されているか
- 士業と連携しているか
- 最短数日で査定が完了するか
※2024年3月時点、各選定基準を満たしている買取業者を掲載しています。
※掲載企業については当サイト独自の基準で評価をしています。
※当ページは掲載企業の信頼性等について保証するものではありません。
【東京・大阪・名古屋エリアの買取に特化】1. 株式会社リアルエステート
株式会社リアルエステートは、土地や戸建て、マンションなどの買取に対応している買取業者です。おすすめの買取業者として取り上げるための選定基準は、下記のように満たしています。
- 東京・大阪・名古屋エリアの買取に対応している
- 買取実績が公式サイトに掲載されている
- 弁護士や税理士などと連携している
- 申し込みから最短5日で決済が可能
※2024年3月時点で調査した結果となります。
株式会社リアルエステートは大阪・東京・名古屋エリアの買取に対応しており、買取実績が公式サイトに掲載されています。また、「どこよりも高価買取が可能」と公式サイトに記載されていることから、古家付き土地も高値で売れることを期待できるのも特徴です。
「高値で土地を買い取ってもらいたい」という場合には、株式会社リアルエステートを利用することを検討してみてもよいでしょう。
会社名
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株式会社リアルエステート
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本店所在地
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〒541-0053 大阪府大阪市中央区本町2丁目6番10号 本町センタービル7階
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電話番号
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06-4400-1581
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営業時間
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9:00~18:00
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公式HP
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https://re-estate.co.jp/kominka/
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代表者
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多田茂雄
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宅地建物取引業免許
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国土交通大臣(2)第9195号
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創業
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2011年11月
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【物件売却にかかる税金の対策を相談できる】2. 株式会社チェスター
株式会社チェスターは、相続不動産を得意としている買取業者です。おすすめの買取業者として取り上げるための選定基準は、下記のように満たしています。
- 主に東京都・埼玉県・神奈川県・愛知県・大阪府の物件買取に対応している
- 買取実績が公式サイトに掲載されている
- 税理士や弁護士などと連携している
- 査定の最短時間は明記されていないが数週間程度と予測される
※2024年3月時点で調査した結果となります。
株式会社チェスターは東京都・埼玉県・神奈川県・愛知県・大阪府に店舗があるため、これらの地域の買取に対応していると考えられます。税理士などと連携しつつ買取業務を行っており、さまざまな土地、空き家や底地といった物件買取にも対応しています。
また、株式会社チェスターの強みは、相続を専門とする税理士事務所のグループ会社である点です。連携している税理士から節税対策のアドバイスをもらいながら古家付き土地の売却活動を進められます。
不動産を売却すると、譲渡所得税がかかる場合があります。場合によっては数十万円〜数百万円ほどの支払いが必要になるケースもあるため、「税金を抑えて古家付き土地を売りたい」という場合には株式会社チェスターの利用を検討してみてもよいでしょう。
会社名
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株式会社チェスター
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本店所在地
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〒103-0028 東京都中央区八重洲1-7-20 八重洲口会館2階
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電話番号
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【本社】03-6869-5043
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営業時間
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9:00~17:00
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公式HP
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https://chester-fudosan.jp/
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代表者
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阿部雅行
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宅地建物取引業免許
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国土交通大臣(2)第9416号
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創業
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2014年10月
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【複雑な権利関係の物件買取を専門とする業者】3. 東京都市開発株式会社
東京都市開発株式会社は、複雑な権利関係の物件買取を専門とする買取業者です。おすすめの買取業者として取り上げるための選定基準は、下記のように満たしています。
- 東京周辺の物件買取に対応している
- 底地や共有持分、老朽アパートなどの買取実績あり
- 弁護士、税理士、不動産鑑定士などと連携している
- 査定の最短時間は明記されていないが数週間程度と予測される
※2024年3月時点で調査した結果となります。
東京都市開発株式会社は東京周辺の物件買取に対応しており、底地や共有持分、老朽アパートなどの買取を強みとしています。弁護士、税理士、不動産鑑定士などと連携して買取業務を行っているのも特徴です。
また、東京都市開発株式会社は複雑な権利関係の物件買取も得意としています。
古家付き土地によっては、底地や再建築不可物件など、権利関係や法的瑕疵などが原因で売れづらい物件もあると予測されます。このような物件も売却に期待できるため、東京都市開発株式会社の利用を検討してみてもよいでしょう。
会社名
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東京都市開発株式会社
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本店所在地
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【本社】
〒100-0014 東京都千代田区永田町2丁目17番13号 東京都市開発ビル
【横浜支店】
〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸1丁目5番10号 JPR横浜ビル5階
【大阪支店】
〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場3丁目11番24号 東京都市開発御堂筋ビル
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電話番号
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本社:03-3500-3700
横浜支店:045-290-4700
大阪支店:06-6258-7000
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営業時間
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9:00~18:00
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公式HP
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https://www.tokyo-tk.jp/
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代表者
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兼田廷好
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宅地建物取引業免許
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国土交通大臣(5)第6194号
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創業
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2000年7月
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【どんな物件でも相談可能】4. 株式会社名古屋不動産センター
株式会社名古屋不動産センターは、さまざまな不動産の買取に対応している買取業者です。おすすめの買取業者として取り上げるための選定基準は、下記のように満たしています。
- 主に愛知県内の物件買取に対応している
- 買取実績が公式サイトに掲載されている
- 弁護士などと連携している
- 査定時間は明記されていないが、数週間程度と考えられる
※2024年3月時点で調査した結果となります。
株式会社名古屋不動産センターは主に愛知県内の物件買取に対応しており、買取実績が公式サイトに掲載されています。「どんな物件でも買取可能」と謳っているのも特徴です。
また、地域密着型の買取業者であるため、愛知県の物件買取に関するノウハウがあると考えられ、愛知県にある古地付きの土地であれば高額で売却できることに期待できます。愛知県の物件売却であれば、株式会社名古屋不動産センターの利用も検討してみてください。
会社名
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株式会社名古屋不動産センター
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本店所在地
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〒460-0012 愛知県名古屋市中区千代田3丁目20-22 メゾン千代津1F
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電話番号
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052-710-5370
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営業時間
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9:30~18:30
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公式HP
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https://nagoya-fudousan-center.com/
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代表者
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金田昌浩
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宅地建物取引業免許
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愛知県知事免許(3)第21843号
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創業
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-
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【関西エリアの古民家の買取に対応】5. 株式会社パーフェクトビジョン
株式会社パーフェクトビジョンは、不動産事業も手がける買取業者です。おすすめの買取業者として取り上げるための選定基準は、下記のように満たしています。
- 主に大阪・兵庫・和歌山・奈良エリアの物件買取に対応している
- 買取実績が公式サイトに掲載されている
- 弁護士などと連携している
- 最短3日で査定が完了する
※2024年3月時点で調査した結果となります。
株式会社パーフェクトビジョンは主に主に大阪・兵庫・和歌山・奈良エリアの物件買取に対応しています。土地の買取に対応しているうえに、「どんな古民家・訳あり物件でも構いません」と公式サイトに記載されていることから、古家付き土地でも売却を期待できます。
また、関西エリアの物件買取に関するノウハウがあることも考えられ、大阪府にある古地付きの土地も高額で売却できることに期待できます。大阪府の物件売却であれば、株式会社パーフェクトビジョンの利用も検討してみてください。
会社名
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株式会社パーフェクトビジョン
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本店所在地
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【本社】〒595-0811 大阪府泉北郡忠岡町忠岡北3-8-10
【堺支店】〒593-8326 大阪府堺市鳳西町1-92-15
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電話番号
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【本社】0725-222122
【堺支店】0722-66-6669
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営業時間
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-
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公式HP
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https://rehome-kaitoriup.com/
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代表者
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-
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宅地建物取引業免許
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-
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創業
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2012年4月
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古家付き土地を高値で買い取ってもらえる業者の探し方
当記事で紹介した業者以外にも、古家付き土地に対応している買取業者は多数存在します。そのため、「結局どの業者に頼めばいいのだろう」などと考えている人もいるでしょう。
その場合には、下記の探し方を参考にして古家付き土地の買取業者を選ぶようにしてみてください。
- 古家や土地を商品化できるノウハウがある業者を選ぶ
- 複数社へ見積もりをおこない査定額が最も高い買取業者を選ぶ
- 中古住宅や土地の買取を得意としている業者を選ぶ
- 買取実績が豊富な業者を選ぶ
古家や土地を商品化できるノウハウがある業者を選ぶ
仲介では売れないような物件でも買取業者であれば売却を期待できるのは、買い取った物件を商品として再販売するノウハウがあるためです。物件自体に価値があれば自社でリフォームをしたり、価値が低ければ建て替えや解体をしたりして買取業者は利益を出しています。
古家や土地を商品化するノウハウがない買取業者に依頼をしても、買取を断られる可能性もあります。そのため、古家付き土地を買取業者に売却する場合、古家を商品化できるノウハウがある業者を選ぶことが大前提となります。
古家や土地を商品化するノウハウがあるかどうかは、買取業者の公式サイトから確認できるのが一般的です。具体的には、「空き家も買い取ります」「どんな土地も相談ください」「他社で断られた古家も買い取ります」などと掲載されているのが一般的です。
複数社へ見積もりをおこない査定額が最も高い買取業者を選ぶ
買取業者に売却を依頼する前には、売りたい物件の査定を行ってもらいます。査定の結果、「この程度の金額で買い取れます」という査定額が提示され、その金額に問題がなければ古家付き土地を売却する流れです。
査定の方法や売却金額を決める基準は、買取業者によって異なると考えられます。そのため、複数の買取業者に査定を依頼すると、査定額にばらつきが生じると予想されます。
こうすることで査定額が最も高い業者を見つけられ、その買取業者に依頼すればほかの業者よりも高値で古家付き土地を買い取ってもらえるのです。
「すぐにでも売却したい」「複数の業者に査定を依頼するのは面倒」と考えるかもしれませんが、古家付き土地を売却する場合、複数の業者に査定を依頼してみましょう。
なお、複数の買取業者に査定を依頼する場合、所要時間2分で複数社に無料査定を依頼できる「不動産売却一括査定」を活用してみてください。
中古住宅や土地の買取を得意としている業者を選ぶ
買取業者によって、その業者が得意としている物件種類が異なります。たとえば、空き家などの建物の買取は得意であっても、土地の買取は得意といえない買取業者もあります。
古家付き土地を高値で売却するには、建物と土地の買取を得意としている買取業者に依頼するのが大切です。また、誰も住んでいない古家であれば、空き家の買取も得意としている業者を探すのもよいでしょう。
買取業者の公式サイトには、その業者がどのような物件を得意としているかが記載されているのが一般的です。買取業者を探す際には、「空き家・土地の買取を得意としているか」を基準にしてみるとよいでしょう。
買取実績が豊富な業者を選ぶ
古家付き土地の買取業者を選ぶ際には、その業者の買取実績を確認してみてください。買取実績が豊富な買取業者であれば、買い取った物件の活用方法や高値での転売に関するノウハウがあると予測されます。
一般的にはノウハウがある買取業者に依頼したほうが、他社よりも高値で買い取ってもらえることに期待できるうえに、買い取りまでの手続きをスムーズに進められます。
基本的に買取業者の公式サイトには、過去の買取実績が掲載されています。古家付き土地に対応する買取業者を探す際は、業者の公式サイトから買取実績を調べたうえで、依頼する業者を探すとよいでしょう。
古家付き土地の買取相場は通常の物件よりも安くなるのが一般的
大前提として、物件の実際の買取金額は立地や状態といった条件で変わるため、古家付き土地がいくらで売れるかは断言できません。
とはいえ、不動産の売却金額は建物の築年数によっても変動するため、築年数がかさんでいる古家の場合は売却価格が安くなる傾向があります。
また、買取業者に依頼する場合の買取金額は、仲介で売る場合の60%〜80%程度であると一般的にいわれています。つまり、古家付き土地を買取業者に売却する場合は、築年数が浅い物件よりも安値になりやすく、仲介の売却金額の60%〜80%程度になると考えられるのです。
なお、「人気のエリアにある」「駅近」「土地面積が広い」など、条件がよい物件であれば、比較的高値で買い取ってもらえる可能性もあります。古家付き土地を売る場合は、査定を依頼して売却金額の目安を把握するようにしましょう。
古家付き土地を買取業者に売却するまでの流れ
はじめて買取業者を利用する場合、「どういった手続きが必要になるのか」と考えている人もいることでしょう。古家付き土地を買取業者に買い取ってもらうまでの流れをまとめましたので参考にしてみてください。
- 買取査定を依頼する
- 売買契約を締結する
- 決済・引き渡しを行う
買取業者に査定を依頼する
買取業者に物件を買い取ってもらうには、まずその業者に査定をしてもらう必要があります。査定は無料で行ってもらえるのが一般的で、基本的には買取業者の公式サイトから査定依頼を行えます。
土地を売却する際は、依頼する買取業者に目星をつけてから、その業者の公式サイトから査定依頼を出してみてください。
買取業者と売買契約を結ぶ
査定を行ってもらった後は、査定結果が買取業者から提示されます。その査定の結果に問題がなければ、その買取業者と売買契約を締結させるための手続きに移ります。
売買契約の際には、下記のような書類を用意する必要があります。
必要書類
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概要
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登記済権利証
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法務局から所有者に登記名義人に交付される書類。再発行は不可であり、紛失の際には法務局にその旨を相談するとよい。
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境界確認書
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隣地との土地の境界を証明できる書類。測量士に依頼をして作成してもらえる。
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固定資産税納付通知書
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固定資産税などが記載された書類。税務署から毎年4月上旬ごろに送付される。
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印鑑証明書
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印鑑の所有者を証明できる書類。役所で取得できる。
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住民票
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役所で取得できる。
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本人確認書類
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運転免許証やマイナンバーカードといった身分を証明できる書類。
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収入印紙
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税金などを微収するために政府が発行する証票。売買契約書1通につき1枚収入印紙が必要でコンビニでも購入できる。
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これらは売買契約の際に必要な書類の一例であり、すべてではありません。依頼する買取業者や所有している土地によっては、追加で書類提出が必要になることも考えられるため注意が必要です。
古家付き土地を売却する際は、どのような書類の提出が必要になるのかを買取業者に尋ねておくとよいでしょう。
決済・引き渡しを行う
売買契約が締結した後は、契約内容に沿って決済と土地の引き渡しが行われます。
決済や引き渡しの日程は、売買契約を締結させる際に決定されます。売買契約の際には、引き渡しの都合がつきそうな日程をあらかじめ決めておき、その日に引き渡しができるようにスケジュールを調整しておくとよいでしょう。
なお、引渡日には、物件の鍵を買取業者に渡す必要があります。引渡日には売りたい古家の鍵を忘れずに持っていきましょう。
古家付き土地を買取業者に売却する場合にかかる費用
古家付き土地を買取業者に売却する場合、下記のような費用がかかるため注意が必要です。
- 譲渡所得税:売却で利益が出た場合に数万円〜数十万円程度
- 印紙税:数万円程度
古家付き土地の売却でかかる費用は、売却金額や土地を所有している年数などによって変動します。状況によって実際にかかる費用は異なるため一概にはいえませんが、数十万円〜百万円程度の支払いが必要になるケースもあります。
古家付き土地を買取業者に売却する場合、売却によってかかる費用を把握しておくとよいでしょう。
譲渡所得税:売却で利益が出た場合に数万円〜数十万円程度
古家付き土地を買い取ってもらう場合、土地の売却で利益が出る人もいるでしょう。不動産の売却においては、「物件を得るのにかかった費用」と「売却にかかった費用」を合わせた金額よりも売却金額が多かった場合に、利益が出たと扱われます。
この利益のことを「譲渡所得」といい、譲渡所得が発生した場合には譲渡所得税の支払いが必要です。譲渡所得税を算出するには、まず売却による利益である譲渡所得を「譲渡収入-(取得費+譲渡費用)」で算出し、一定の税率をかける必要があります。
※譲渡収入とは、古家付き土地の売却金額のこと。
取得費とは、古家付き土地を得るためにかかった費用のこと。
譲渡費用とは、売却にかかった諸経費のこと。
たとえば、取得費2,000万円の古家付き土地が3,000万円で売れた場合でシミュレーションをします。譲渡費用として300万円がかかった場合であれば、譲渡所得は「3,000万円ー(2,000万円+300万円)=700万円」と計算できます。
そして、古家付き土地を所有している年数に応じた税率を譲渡所得にかけることで、譲渡所得税を算出できます。
所有期間
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譲渡所得税の税率
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5年以下
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30%(復興特別所得税を除く)
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5年超
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15%(復興特別所得税を除く)
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譲渡所得が700万円で所有期間5年超の訳あり物件であれば、譲渡所得税は「700万円×15%=105万円」と計算できます。
印紙税:数万円程度
前述したように、古家付き土地を査定に出した後は買取業者と売買契約を締結させる必要があり、その際には売買契約書を作成しなければなりません。この売買契約書は印紙税の課税対象となる「課税文書」の1つで、契約書の作成時には収入印紙を貼付する必要があります。
収入印紙の代金は、古家付き土地の売却金額によって下記のように変わります。
売却金額
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本則税率
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軽減税率
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10万円を超える~50万円以下
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400円
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200円
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50万円を超える~100万円以下
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1千円
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500円
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100万円を超える~500万円以下
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2千円
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1千円
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500万円を超える~1千万円以下
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1万円
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5千円
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1千万円を超える~5千万円以下
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2万円
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1万円
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5千万円を超える~1億円以下
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6万円
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3万円
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1億円を超える~5億円以下
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10万円
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6万円
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5億円を超える~10億円以下
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20万円
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16万円
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10億円を超える~50億円以下
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40万円
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32万円
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50億円を超えるもの
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60万円
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48万円
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参照元:国税庁「「不動産譲渡契約書」及び「建設工事請負契約書」の印紙税の軽減措置の延長について」
たとえば、古家付き土地が3,000万円で売れた場合、通常収入印紙の金額が2万円となります。
不動産売買の印紙税には軽減措置が設けられており、令和4年4月1日から令和6年3月31日までに作成された売買契約書であれば、軽減率が適用されます。売却金額が3,000万円で軽減措置がとられた場合、収入印紙の金額が2万円から1万円になります。
古家付き土地を買取業者へ売却する際の注意点
古家付き土地を買取業者へ売却する際に、以下の注意点を確認しておくと売却がスムーズになります。
- 譲渡所得の控除特例の適用中に売却する
- リフォームや解体の有無は買取業者とあらかじめ相談する
- 住宅ローンの残額を確認しておく
譲渡所得の控除特例の適用中に売却する
古家付き土地は、譲渡所得の控除特例の適用中での売却を推奨します。特例適用中なら、所得税の計算元になる譲渡所得を減らせるので、売却益にかかる所得税を軽減できるからです。
古家付き土地に関する譲渡所得の控除特例は、主に次の2つです。
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概要 |
控除額 |
マイホームを売ったときの特例 |
マイホーム(居住用財産)を売却したときに、所有期間の長さに関係なく譲渡所得から一定の金額を控除できる(住まなくなった日から3年を経過する日の属する年の、12月31日まで) |
最高3,000万円まで |
被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例 |
相続や遺贈によって取得した被相続人居住用家屋・敷地を売却したとき、譲渡所得から一定の金額を控除できる(2027年12月31日まで) |
・最高3,000万円まで
・2024年1月1日以降におこなう譲渡で相続人が3人以上になるときは最高2,000万円まで |
最高3,000万円の控除を受けられれば、所得税がゼロ円になる可能性もあります。
参考:国税庁「マイホームを売ったときの特例」
参考:国税庁「被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例」
リフォームや解体の有無は買取業者とあらかじめ相談する
古家付き土地の建物のリフォームや解体をどうするかについては、実施する前に買取業者とあらかじめ相談しておきましょう。
買い取った建物を後からリフォームや解体をする買取業者だった場合、こちら側でリフォームや解体をしても費用が無駄になる可能性があります。買取業者は買い取った土地の使用目的に応じたリフォームや解体をおこなうため、こちら側が実施したものと異なる工事を進めるからです。
またこちら側でリフォームや解体をしてしまうと、工事が終わるまで売却できなくなるデメリットもあります。
住宅ローンの残額を確認しておく
古家付き土地を売却するときは、建物の住宅ローンの状態を確認しておきます。たとえば住宅ローンが残っている場合だと、建物部分が売れなくなる可能性があります。
建物を売却するには、抵当権(住宅ローンの担保として不動産に設定される金融機関の権利)を抹消しなければなりません。抵当権を抹消するには、住宅ローンを完済する必要があります。
「売却益で残りの住宅ローンを完済する」「自己資金で残りの住宅ローンを返済する」「任意売却や競売で売却する」などの方法なら、住宅ローンが残っていても土地を売れる可能性があります。とはいえ余計なトラブルや手続きを発生させないためにも、住宅ローンの残額を確認してからの売却を検討することをおすすめします。
まとめ
所有している古家付き土地によって、仲介または買取のどちらが向いているかが異なります。条件がよい物件なら仲介、需要が見込めない物件であれば買取を検討するのが一般的です。
買取の場合、仲介よりも売却金額が安くなるのが一般的ですが、1週間〜1か月程度で物件売却が完了する特徴もあります。さらに、古家付き土地の買取を得意とする業者であれば、ほかの業者よりも高値で売却できる可能性もあります。
古家付き土地を買取業者に売却する場合、当記事で紹介した探し方を参考にしつつ業者を探してみてください。
なお、古家付き土地を高値で売却するコツの1つには、複数の買取業者に査定を依頼して、最も高値の業者に依頼することが挙げられます。「不動産売却一括査定」では、所要時間2分で複数社に無料査定を依頼できるため、古家付き土地を売却する際には活用してみてください。
また、株式会社クランピーリアルエステートでは、古家付き土地の土地を含めた「訳あり物件」を専門的に買取対応しています。豊富な買取実績はもちろんのこと、全国1,500以上の士業と連携しており、法的問題にもすぐに対応できます。古家付き土地の売却を検討するなら、ぜひ一度ご相談ください。
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