【ゴミ屋敷の売却方法】売却費用や高く売るコツも解説!

ゴミ屋敷 売却

溢れるほどのゴミが放置されたゴミ屋敷を抱えてしまい、処分に困っている人もいるでしょう。

ゴミ屋敷はなるべく早く処分すべきです。火災や倒壊、害虫・害獣被害などが発生し、近隣にも迷惑をかける恐れがあります。

とはいえ、ゴミを処分してから売却するには、費用も手間もかかります。シミや悪臭が残っていれば、特殊な清掃方法も必要です。

そこで、ゴミ屋敷の売却方法としておすすめなのは、訳あり不動産専門の買取業者に現状のまま買い取ってもらうことです。

訳あり物件専門の不動産業者なら、ゴミ屋敷であってもそのままの状態で、高額かつ最短数日のスピード買取が可能です。まずは以下のフォームから、ゴミ屋敷売却がいくらで売れるか聞いてみましょう。
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ゴミ屋敷を売却する3つの方法

ゴミ屋敷をそのまま放置していると、火災や腐食による倒壊、害虫・害獣の大量発生などのリスクが発生してしまいます。近隣住民からの苦情を受けてしまうこともあるでしょう。

このように、周辺環境に悪影響を与えるリスクがあるため、行政から強制撤去勧告がされることが予想されます。

さまざまな問題に発展する前に、ゴミ屋敷は早めに売却・処分したほうがよいです。

そこで、次の項目からゴミ屋敷を売却する3つの方法を紹介していきます。

1.ゴミを処分してから売却する

ゴミ屋敷をできるだけ早く・高く売りたいのであれば、ゴミを処分してから売却活動を始めましょう。

物件にゴミが残ったままでは、買主はまずつきません。自分で清掃をおこなうのが面倒であれば、清掃業者に依頼することもできます。

ゴミや不用品が大量にある場合は、業者に依頼し処分してもらう方がお手軽だといえます。

また、ゴミを処分したとしても、ゴミによる悪臭が部屋に残っていたり、建物自体に染みついている恐れがあります。

悪臭は物件の価値を下げたり、購入希望者が見つかりにくくなる原因になります。

ゴミの処分と同時に除菌・消臭をおこなってくれる清掃業者もいるので、悪臭について相談するとよいでしょう。

2.ゴミが残っている状態で売却する

「ゴミの処分費用を用意できない」「自分で片付けるのは面倒」といった場合は、ゴミ屋敷をそのまま売却したい、と考える人も多いでしょう。

しかし先述した通り、ゴミが残ったままの物件には買主がつきにくいです。

そこで「訳あり物件専門の買取業者」に売却するとよいでしょう。

この方法であれば、ゴミを処分する費用や手間をかけることなく売却できます。

専門買取業者への売却であれば、仲介手数料を支払う必要もなく、瑕疵担保責任が免責されるというメリットもあります。

ゴミ屋敷は「訳あり物件専門の買取業者」への売却がおすすめ

 
ゴミ屋敷は市場価値が非常に低いため、売却による利益は期待できないかもしれません。

ただし、訳あり物件を専門に取り扱う買取業者であれば、相場と変わらない価格で売却できる可能性が高いです。

当社、クランピーリアルエステートもゴミ屋敷などの訳あり物件を積極的に買取しています。

不動産としての評価が低くなりがちなゴミ屋敷でも、収益化するノウハウを持ち合わせているため、相場と変わらない価格で買取可能です。

無料での査定や相談も承りますので、ゴミ屋敷の売却をご検討中の方や、物件に関する疑問や不安がある方はお気軽にご相談ください。

他社に断られたゴミ屋敷でも買取可能です!まずはいくらで売れるか査定を受けてみましょう。

3.ゴミ屋敷を更地にして売却する

ゴミ屋敷を更地にして売却する方法も選択肢の一つです。建物を解体する場合は、一般的にゴミの処分を終えてから解体業者に依頼します。

ゴミ屋敷から出たゴミや不用品などは「一般廃棄物」に分類され、建物の解体工事で出た廃材や瓦礫などは「産業廃棄物」として扱われます。

廃棄物ごとに処分するための許可が必要であり、多くの解体業者は一般廃棄物を処分する許可を受けていない場合があります。つまり、解体業者はゴミ屋敷を片付けられません。

ただし、一般廃棄物の処分許可を受けて、ゴミの処分と解体を兼業している業者もあります。

ゴミの処分も認められている解体業者に依頼すれば、一度で済むので手間なくゴミを片付けられます。

ゴミ屋敷の解体費用や解体時の注意点は、以下の記事を参考にしてください。

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ゴミ屋敷の売却にかかる費用

ゴミ屋敷を売却するために清掃業者や解体業者に片付けを依頼する場合、主に以下の費用がかかります。

  • ゴミを処分する費用
  • 家に残った臭いを除去する費用
  • 更地にするための解体費用

売却前にかかる費用をあらかじめ把握し、無理のない資金計画を立てましょう。

次の項目から、ゴミ屋敷を売り出す前にかかる費用について詳しく解説します。

1.ゴミを処分する費用

自分でゴミを処分する場合も、清掃業者などに依頼する場合もゴミの処分費用がかかります。

自分でゴミを処分する場合粗大ごみやリサイクル家電などがあれば、処理手数料が必要です。

また清掃業者に依頼する場合、ゴミの量や間取りによっては数十万円かかるケースもあります。

できる限り自分でゴミを処分してから、残りは清掃業者に任せるなどの工夫をすれば、ゴミの処分にかかる費用を抑えられるでしょう。

粗大ごみの処理手数料は「数千円程度」

粗大ごみとは、日常生活に伴って不要となった大型のごみをいいます。

具体的には、一般家庭から排出されるガス・石油器具、家具・寝具などです。

粗大ごみの処理を自治体に依頼する場合、大まかな処理手数料は以下のとおりです。(東京都大田区の場合)

品目 手数料
ベッド(マットを除く) 1,200~2,000円
ソファー 800~2,000円
箱物家具(タンスや棚類など) 300~2,800円
テーブル(机・デスクは別品目) 800~1,200円
カーペット 300~1,200円

粗大ごみの処理手数料や処分方法は自治体によって異なるため、粗大ごみを出す地域の自治体に問い合わせて確認しましょう。

参照:粗大ごみ受付センター

リサイクル家電の処理手数料は「1,000円~5,000円程度」

リサイクル家電とはエアコン、テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の4品目が対象とされています。

メーカーによって異なりますが、リサイクル家電は大体1,000円~5,000円の処理費用がかかります。加えて、収集運搬費用も支払わなければなりません。

ちなみに、リサイクル家電の収集運搬費用は約2,500円です。

処理費用と収集運搬費用をあわせると、リサイクル家電1つあたり約3,500~7,500円の処理費用がかかります。

参照:経済産業省「家電リサクル法(特定家庭用機器再商品化法)」

参照:経済産業省「家電リサイクル法の収集・運搬料金に関する実態調査結果」

清掃業者に依頼する費用は「3万円から数十万円」

ゴミ屋敷の片付け費用は、建物の間取りによって決められることが多いです。

間取りごとのおおまかな相場が以下の表になります。

間取り 料金
1R・1K 3~8万円
1DK 5~12万円
1LDK 7~20万円
2DK 9~25万円
2LDK 12~30万円
3DK 15~40万円
3LDK 17~50万円
4LDK 22万円~要見積り

表の料金はあくまで目安のため、同じ間取りでもゴミの量や種類などで料金は変わります。

例えば、天井に届きそうなほどゴミを溜め込んだ場合、1Kでも片付け費用が50万円以上かかるケースもあります。

片付け費用の見積もりは複数の清掃業者に依頼するとよいでしょう。

複数の業者に相談して、サービスや料金など納得できる業者を選ぶことが大切です。

2.消臭作業の費用は数千円から数万円が相場

追加費用を支払うことで、オゾン消臭など特別な消臭作業をおこなえる清掃業者もあります。

オゾン消臭とは、たばこや生ゴミなどの強烈な臭いでも、短時間で無臭に近い状態にできる消臭方法です。

オゾン消臭の費用は、部屋の広さや臭いの強さなどで変わります。

臭いの強さは人間の嗅覚や臭気測定器などで測定され、0~5段階の強さに分けられます。

部屋の広さが30㎥未満の場合、軽度の臭い(0~1)であれば数千円で済みますが、強烈な臭い(4~5)だと万単位の費用がかかる場合もあります。

清掃業者にゴミ屋敷の片付けを依頼すると同時に、消臭作業をおこなえるか相談するとよいでしょう。

3.解体費用は「1坪3~5万円程度」が相場

ゴミや物件の放置によって住宅の腐食や損傷が激しく、修繕費用が高額になってしまう場合など、建物の解体を検討している人もいるでしょう。

住宅の解体費用は基本的に坪単価で決まります。

木造住宅の場合は一坪3~4万円程度、鉄骨住宅の場合は一坪3.5~4.5万円、鉄筋コンクリート造の住宅は一坪5~8万円が相場といわれています。

仮に解体する建物が30坪の木造住宅だとすると、高く見積もって120万円程度の費用がかかる計算です。

解体費用は地域や解体業者によって異なるため、適正価格を把握するためにも、複数の解体業者に見積もりを出してもらうとよいでしょう。

ゴミ屋敷を少しでも高値で売却するコツ

ゴミ屋敷を放置してしまうと、火災や倒壊の被害にあう恐れがあります。

そこで、ゴミ屋敷はできるだけ早く手放すべきです。

ゴミ屋敷とはいえ、売却するときはなるべく高く売りたいものです。

次の項目から、ゴミ屋敷を少しでも高値で売却するコツを解説していきます。

ゴミ屋敷をリフォームしてから売却する

ゴミを処分したり臭いを除去すれば、高く売却できる可能性は十分あります。

また、物件の腐食や汚れがひどい場合はリフォームも検討しましょう。

床や壁紙を張替えたり、お風呂やキッチンを一式取り替えるなどすれば物件の資産価値が上がる可能性が高いです。

ゴミ屋敷を売却する前に、ゴミの処分やリフォームなどの費用の見通しを立てておくとよいでしょう。

ゴミ屋敷を解体してから売却する

ゴミ屋敷は、更地にしたほうが高く売却できます。

更地にすることで戸建てやマンションなど土地活用の選択肢が広がるため、土地の需要も上がります。

資金に余裕のある人は、ゴミ屋敷だった建物を解体して更地の状態で売り出せば、希望通りの価格で売却できるかもしれません。

ただし、更地にするための初期費用を売却益で回収できなければ、赤字になってしまうため注意が必要です。

訳あり物件専門の買取業者へ買取を依頼する

訳あり物件を専門として買取している業者へ売却すれば、ゴミ屋敷でも高値で売却できる可能性が高いです。

通常の不動産会社では、相場より大幅に低い価格でしか売却できなかったり、買取自体を拒否されることもあります。

一方で、訳あり物件を専門としている買取業者は、ゴミ屋敷であっても効果的な運用ができるノウハウがあるため、相場と変わらない価格での買取が可能です。

ゴミ屋敷の処分に困ったら、一度訳あり物件の専門買取業者へ相談してみましょう。

まとめ

ゴミ屋敷であっても、売却は可能です。

ただし、ゴミ屋敷を売り出す前に、ゴミの処分・臭いの除去・建物の解体などの費用がかかる場合もあります。

ゴミ屋敷を少しでも高値で売却したい場合、ゴミを片付けたり、リフォームして物件をキレイな状態にしてから売却するとよいでしょう。

もしも、ゴミ屋敷の処分に悩んだら、ぜひ一度、当社の無料相談を利用してみてください。

ゴミの処分に関する質問や、更地にするべきかなど訳あり物件の専門家の観点から、丁寧にお答えします。

ゴミ屋敷を売却する際によくある質問

ゴミ屋敷でも売却できる?

はい、売却可能です。ただし、ゴミが残ったままの物件に買主はつきにくいため、清掃やリフォームを事前におこなうべきです。

ゴミ屋敷はそのまま売却できないの?

「ゴミの処分費用を用意できない」「自分で片付けるのは面倒」といった場合は、訳あり物件専門の買取業者に売却するとよいです。専門の買取業者なら、ゴミが残ったままでも買取してくれます。

ゴミ屋敷を売却しやすくする方法は?

ゴミ屋敷を更地にしてから売却するとよいでしょう。更地にすることで、土地の活用の選択肢が広がるため、土地の需要も上がります。

ゴミ屋敷をできるだけ高く売却したい!

「ゴミ屋敷をリフォームしてから売却する」「ゴミ屋敷を解体してから売却する」といった方法なら、ゴミ屋敷でも高値で売れます。ただし、初期費用を売却益で回収できなければ、赤字になってしまうため注意が必要です。

ゴミ屋敷はどこに売ればいいの?

「訳あり物件専門の買取業者」への売却がおすすめです。専門の買取業者なら、相場と変わらない価格での買取が可能です。訳あり物件専門の買取業者はこちら→

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