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ゴミ屋敷の買取業者7選!おすすめ業者の特徴や業者の選び方も解説

ゴミ屋敷の買取業者7選!おすすめ業者の特徴や業者の選び方も解説

ゴミ屋敷を相続したものの、管理が行き届かず売却を検討している方も少なくありません。その際、「どの買取業者に依頼すべきか」「できるだけ高く買い取ってもらいたい」と悩むケースも多いでしょう。

こうした場合は、ゴミ屋敷の買取を専門とする業者に相談するのが得策です。専門業者であれば、ゴミや残置物が残ったままの状態でも買い取ってもらえるうえ、最短で1週間から1か月ほどで売却が完了することもあります。通常の不動産会社では難しい案件でもスムーズに進められる点が大きな魅力です。

ゴミ屋敷の買取を検討する際に、もっとも重要なのが「業者選び」です。ゴミ屋敷の売却は、通常の不動産取引よりも専門知識と柔軟な対応が求められるため、業者によって査定額や対応スピードに大きな差が出ることがあります。

なかには、「ゴミを片付けないと査定できない」と言う一般業者もありますが、ゴミ屋敷の買取に特化した専門業者であれば、片付けや清掃をせずにそのまま買い取ってもらえるケースも少なくありません。

また、安心して任せられる業者を選ぶためには、実績・説明力・対応スピードの3点を重視することが大切です。

まず、ゴミ屋敷の買取実績が豊富な専門業者であれば、ゴミや残置物の状態を正確に査定し、適正価格での買取が期待できます。査定価格の根拠を丁寧に説明してくれる業者であれば、取引の透明性が高く、後々のトラブルも避けやすいでしょう。そして、最短数日で査定が完了するような迅速な対応ができる業者を選べば、早期売却を実現しやすくなります。

下記は本記事でご紹介するおすすめの買取業者です。

会社名 特徴(簡潔)
株式会社クランピーリアルエステート 訳あり物件専門の買取窓口を運営。弁護士・司法書士など1,200名以上の士業と連携し、法的問題を抱える物件でも売却が期待できる。
フィルフォート株式会社(カンクリ不動産) 訳あり物件の買取に特化。月間依頼件数を公開し、最短即日での買取対応が可能なため、早期現金化を希望する人に向く。
マークスライフ株式会社(成仏不動産の正しい買取) 事故物件の買取に強みあり。士業連携や最短即日買取、買取が難しい物件でも協力会社を紹介するなど売却の打開力が高い。
株式会社雅家 自社施工でのリフォーム体制を持ち、買い取った物件を再販売しているため高値買取の期待が持てる。相談件数も多い。
イエチカドットコム株式会社 「どんな家でも買取」をうたう全国対応業者。様々な買取実績を公開し、最短3日での現金化が可能な点が強み。
株式会社三条工務店 「買取できない物件はない」を謳う訳あり物件専門業者。仲介や他社で断られた物件の買取に期待できる。
株式会社ウィントランス 空き家買取の実績があり、最短3日での買取対応。近隣トラブルの代行対応など、売主負担を減らすサポートが充実。

なお、「どの業者に頼めばよいか分からない」「複数社に個別に問い合わせるのは面倒」という場合は、イエコンの一括査定を活用するのがおすすめです。

イエコンでは買取実績や得意分野で業者を絞り込めるため、ゴミ屋敷の取扱いに慣れた専門業者だけに査定依頼を出すことができます。無料で簡単な入力をするだけで複数社の見積もりを受け取れるため、対応の早い業者や査定根拠を丁寧に説明してくれる業者を効率よく比較でき、早期売却やより高値での売却にもつながりやすくなります。

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ゴミ屋敷の売却なら専門の買取業者がおすすめの理由

不動産の買取業者のなかには、ゴミ屋敷を専門とする業者があります。ゴミを専門とする買取業者であれば、ゴミや不用品が残っている物件でもそのままの状態で買い取ってくれます。

また、ほかにも下記のようなメリットがあるため、ゴミ屋敷の売却であれば基本的には専門の買取業者に依頼するのが得策です。

  • ゴミの片付けや不用品の撤去、清掃などをせずにそのままの状態で売却できる
  • 1週間〜1か月程度でゴミ屋敷の売却が完了する
  • 契約不適合責任が免除されるのが一般的
  • ほかの業者に断られたゴミ屋敷でも売却に期待できる
  • 不用品のなかに価値があるものが見つかった場合には現金化も対応してもらえる

ここからは、ゴミ屋敷の売却は専門の買取業者に依頼するのがおすすめの理由について、それぞれ解説していきます。

ゴミの片付けや不用品の撤去、清掃などをせずにそのままの状態で売却できる

ゴミ屋敷の場合、そのままの状態では一般の人から購入を敬遠されやすく、仲介で売却するのは難しいです。そのため、仲介でゴミ屋敷を売る場合には、事前にゴミや不用品を撤去してリフォームを施したうえで、業者に買い手を探すための売却活動を依頼するのが一般的です。

一方、ゴミ屋敷を専門とする買取業者は、ゴミや不用品が残っている物件でもそのままの状態で買取をしてくれる業者です。そのため、売り手が事前にゴミの片付けや不用品の撤去、清掃、リフォームなどを行う必要はありません。

ゴミや不用品の撤去を業者に依頼する場合、数十万円〜数百万円ほどの費用がかかることも珍しくはありません。撤去などにかかる費用や手間をかけずに、そのままの状態で売却できるのはゴミ屋敷専門の買取業者に依頼するメリットと言えるでしょう。

1週間〜1か月程度でゴミ屋敷の売却が完了する

前述したように、ゴミ屋敷を仲介で売る場合には、事前にゴミや不用品の撤去、リフォームなどをしたうえで、物件の資産価値を回復させておく必要があります。そして、不動産会社に仲介を依頼して、買主を見つけるための売却活動が必要です。

そのため、仲介でゴミ屋敷を売却する場合には、ある程度の期間が必要になります。どの程度の期間がかかるかは物件の状態などにもよりますが、不動産会社に仲介を依頼してから買い手との契約が成立するまでだけでも、3か月〜6か月程度の期間がかかるのが一般的です。

一方、ゴミ屋敷専門の買取業者であればそのままの状態で売却できるうえに、業者が直接買い取ってくれるため、仲介よりも早く物件売却が完了するのが一般的です。買取が完了するまでの期間は業者によって変わりますが、一般的には1週間〜1か月程度と言われています。

ゴミ屋敷を所有する人のなかには、「すぐにでも早く手放したい」と考えている人もいることでしょう。そのような場合にも、ゴミ屋敷専門の買取業者に依頼するのが得策です。

契約不適合責任が免除されるのが一般的

ゴミ屋敷に限らず、不動産を売却する場合、売り手は契約不適合責任を負わなければなりません。契約不適合責任とは、売買した物件が契約内容に適さない場合、売り手が負担しなければならない責任のことです。

たとえば、所有する物件に雨漏りがあったにもかかわらず、それを買い手に伝えずに売買契約を締結させた場合、契約不適合責任を問われて損害賠償や契約の解除が求められるリスクがあります。

物件内にゴミや不用品が散乱しているようなゴミ屋敷の場合、所有者自身も物件にどのような欠陥や欠損があるのかが気づきづらいです。そのため、仲介でゴミ屋敷を売却する場合、買い手が現れたとしても契約不適合責任に問われてしまうリスクがあるのです。

一方、ゴミ屋敷を専門とする買取業者であれば、「契約不適合責任を一切負わない」という条件で売買契約が成立するのが一般的です。そのため、欠陥や欠損があるようなゴミ屋敷であっても、専門の買取業者であれば問題なく買い取ってもらえる傾向があります。

ほかの業者に断られたゴミ屋敷でも売却に期待できる

前提から伝えると、買取業者の目的は買い取った物件を活用して利益を獲得することです。仮に建物自体の資産価値が低かったとしても、リフォームを施すなどして資産価値を高めてから再販売することで、利益を獲得できるケースはあります。

とくにゴミ屋敷を専門とする買取業者であれば、ゴミや不用品が散乱していて欠損・欠陥があるような物件であっても利益を出すためのノウハウがあると考えられます。そのため、建物自体の資産価値が低いゴミ屋敷でも、専門の買取業者であれば売却に期待できるのです。

「仲介を依頼したけど断られた」という場合でも、専門の買取業者であればゴミ屋敷を売却できる可能性はあるため、依頼することを検討してみてください。

不用品のなかに価値があるものが見つかった場合には現金化も対応してもらえる

ゴミ屋敷を所有している場合、物件の整理や管理ができていないために、どのような品物があるかが把握できていない人もいることでしょう。

ゴミ屋敷を専門とする買取業者は、買取の際にゴミや不用品の撤去も行ってもらえます。もし、骨董品や貴金属といった価値があるものが撤去時に見つかった場合、その品の買取も対応してもらえるのが一般的です。

現金化をするために自身で物品を売却する手間を省けるのも、ゴミ屋敷を専門とする買取業者に依頼するメリットといえます。

ゴミ屋敷専門の買取業者と不動産仲介業者の違い

ゴミ屋敷の買取業者を検討している人のなかには、「本当に買取で売却するべきか」「仲介では売却できないのか」のように考えている人もいるかもしれません。

前提として、ゴミ屋敷だからといって仲介で売却できないわけではありません。あくまで、ゴミや不用品が残されている状態では買い手が現れづらいために、仲介では売却が難しいといえます。

そのため、ゴミや不用品を撤去したうえで、リフォームなどで建物の資産価値を回復させれば、ゴミ屋敷であっても仲介での売却に期待できます。しかし、前述したように、基本的にゴミ屋敷は専門の買取業者に売却するのが得策です。

ゴミ屋敷を仲介で売却する場合、ゴミの撤去やリフォームは売り手が事前に行わなければなりません。その際には、ゴミ清掃業者やリフォーム業者に依頼する必要があり、それらの費用も負担する必要があります。

物件の資産価値を回復するために、数十万円〜数百万円程度の費用を負担しなければならないケースも少なくありません。

一方、ゴミ屋敷専門の買取業者であれば、ゴミの撤去やリフォームをその業者が行ってくれるのが一般的です。また、撤去やリフォームなどの費用を考慮したうえで、ゴミ屋敷の買取金額が決定されるため、売り手がそれらの費用を負担する必要はありません。

つまり、売却のための費用や手間をかけずに買い取ってもらえるため、基本的には仲介ではなくゴミ屋敷専門の買取業者に依頼するのが得策と言えるのです。

ゴミ屋敷専門の買取業者の選び方

ゴミ屋敷専門の買取業者は多々存在します。そのため、「どの買取業者に売却を依頼するべきか」と考えている人もいるかもしれません。

その場合、下記のようなゴミ屋敷専門の買取業者の選び方を参考にしてみてください。

  • ゴミ屋敷の買取実績がある専門業者を選ぶ
  • ゴミ屋敷があるエリアでの取引実績がある業者を選ぶ
  • 買取価格の根拠を示してくれる業者を選ぶ

ここからは、ゴミ屋敷専門の買取業者の選び方について、それぞれ詳しく解説していきます。

ゴミ屋敷の買取実績がある専門業者を選ぶ

ゴミ屋敷専門の買取業者の選び方の1つには、買取実績があるかどうかが挙げられます。

買取実績が豊富な専門業者であれば、買い取った物件の活用方法や高値での転売に関するノウハウがあると予測されます。ノウハウがある専門業者であれば、他社よりも高値で買い取ってもらえることに期待できるうえに、買い取りまでの手続きをスムーズに進められると考えられるのです。

買取業者の公式サイトには、過去の買取実績が掲載されているのが一般的です。ゴミ屋敷専門の買取業者を探す際は、公式サイトから買取実績を調べたうえで、依頼する業者を選ぶとよいでしょう。

ゴミ屋敷があるエリアでの取引実績がある業者を選ぶ

ゴミ屋敷専門の買取業者の選び方の1つには、売りたい物件があるエリアでの取引実績があるかどうかが挙げられます。

売りたい物件があるエリアでの取引実績がある業者であれば、その地域の相場感を把握したうえで買取をしてもらえることに期待できます。しかし、地域相場などの知識が乏しい買取業者に依頼した場合、相場感と離れた価格でゴミ屋敷を売却することにもなりかねません。

つまり、物件があるエリアで取引実績がある専門業者に依頼することで、そのエリアでの経験が少ない業者よりも高値でゴミ屋敷を買い取ってもらえる可能性があるのです。

買取価格の根拠を示してくれる業者を選ぶ

ゴミ屋敷専門の買取業者の選び方の1つには、買取価格の根拠を示してくれるかどうかが挙げられます。

前提として、買取業者に物件売却を依頼する場合、事前に査定をしてもらう必要があります。査定の結果、買取金額の目安などを提示してもらい、その内容に問題がなければ売買契約を締結させて物件の買取が完了します。

そして、査定結果による買取金額はあくまで目安であって、実際の買取金額は契約時に提示されます。そのため、場合によっては買取金額が査定結果と異なるケースもあるのです。

買取業者のなかには、契約直前で売却金額を値下げしようとしてくる悪質な買取業者も潜んでいます。このような悪質な業者の場合、査定時に提示された買取金額に明確な根拠を示してもらえないと考えられます。

つまり、買取価格の根拠を示してくれる買取業者を探すことで、悪質な業者に売却を依頼してしまうリスクを下げられるのです。

ゴミ屋敷専門の買取業者を選ぶ際には、物件があるエリアでの買取事例などの具体的な数字をもとに査定結果を提示してもらえるような業者を探すのがよいでしょう。

ゴミ屋敷専門の買取業者おすすめ7選!当サイトの基準を満たした専門業者を紹介

ゴミ屋敷専門の買取業者を探している場合、「選び方はわかったけど、実際にどのような業者があるのか」のように考えている人もいることでしょう。

そこで、ここからは、ゴミ屋敷を専門とするおすすめの買取業者を紹介していきます。おすすめの業者を取り上げる際には下記の選定基準を設け、数ある買取業者のうちこれらの基準を満たしている7社を紹介します。

選定基準 基準として設けた理由
全国買取に対応しているか 買取業者によって買取可能な地域が異なる。全国対応であれば日本国内のゴミ屋敷の買取に対応できるため。
取引実績や相談件数が公表されているか 買取業者のなかには、自社の利益を最優先とする業者もある。取引実績や相談件数の豊富さは、優良な買取業者であるかを判断する材料となるため。
最短数日で査定が完了するか 買取業者によって、査定や買取までにかかる期間は異なる。複数日で完了する業者であれば、可能な限り早期でゴミ屋敷を買い取ってもらえる可能性があるため。

※2025年1月時点、各選定基準を満たしている買取業者を掲載しています。
※掲載企業については当サイト独自の基準で評価をしています。
※当ページは掲載企業の信頼性等について保証するものではありません。

ゴミ屋敷専門の買取業者を探している場合、当記事で紹介するおすすめ業者への依頼も視野に入れてみてください。

株式会社クランピーリアルエステート【1,200以上の弁護士・士業専門家と連携】

株式会社クランピーリアルエステートが運営する「訳あり不動産買取窓口」は、「どんな不動産でも高額買取」と謳う訳あり物件を専門とする買取業者です。

訳あり不動産買取窓口は日本全国の物件買取に対応しており、ゴミ屋敷も買取対象としています。相談件数は年間2,000件以上であり、「信頼できる買取業者に依頼したい」という場合にもおすすめの買取業者です。

また、全国1,200以上の弁護士・司法書士・税理士などの専門士業からバックアップを受けながら事業を進めているのも、訳あり不動産買取窓口の特徴です。

弁護士・士業専門家としっかり連携しているため、他社では売却できない法的問題を抱えたゴミ屋敷であっても、訳あり不動産買取窓口であれば売却を期待できます。

会社名 株式会社クランピーリアルエステート
本店所在地 【東京本社】
〒104-0045 東京都中央区築地2-10-6 Daiwa築地駅前ビル9F
【名古屋支店】
〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内2-19-32 パインツリーサービスオフィス丸の内6G
電話番号 【東京本社】
TEL:03-6226-2566
FAX:03-6694-4709
【名古屋支店】
TEL:052-228-3901
FAX:052-228-3902
営業時間 10:00~19:00(定休日:土曜・日曜・祝日)
公式HP https://c-realestate.jp/
代表者 大江剛
宅地建物取引業免許 国土交通大臣(1)第10446号
創業 2018年2月

フィルフォート株式会社【最短即日買取にも対応】

フィルフォート株式会社が運営する「カンクリ不動産」は、「高価買取に自信があります」と謳う訳あり物件を専門とする買取業者です。

カンクリ不動産は全国の買取に対応しており、ゴミ屋敷も買取対象としています。公式サイトに相談件数は記載されていませんでしたが、月間の依頼件数は104件と公表されています。

また、カンクリ不動産では、最短即日でゴミ屋敷を買い取ってもらえるのも特徴です。「1日でも早くゴミ屋敷を売却したい」という場合には、カンクリ不動産への依頼を検討してみるとよいでしょう。

会社名 フィルフォート株式会社
本店所在地 〒631-0818 奈良市西大寺赤田町1-4-6 A-LIFEビル
電話番号 0742-48-1234 / 0742-48-1235
営業時間 8:00~20:00
公式HP https://fillfort.com/
代表者 亀澤 範行
宅地建物取引業免許 奈良県知事(2)第4279号
創業 2017年8月

マークスライフ株式会社【事故物件のゴミ屋敷ならおすすめ】

マークスライフ株式会社が運営する「成仏不動産の正しい買取」は、主に事故物件の買取業者です。

成仏不動産の正しい買取では全国買取に対応しており、ゴミ屋敷の買取も可能です。各士業と連携して買取を行ってもらえるうえに、最短即日での買取にも対応しています。

仮に買取が難しい物件であっても、売却を期待できる協力会社を紹介してもらえる特徴もあるため、売りたいゴミ屋敷が事故物件であり、「確実に売却できる買取業者に依頼したい」という場合におすすめの業者です。

会社名 マークスライフ株式会社
本店所在地 〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町3-1-2 FORECAST新常盤橋4階
電話番号 03-5299-7791
営業時間 9:30~18:30(※店舗によって異なる場合があります)
公式HP https://marks-house.jp/
代表者 花原 浩二
宅地建物取引業免許 国土交通大臣(1)10129号
創業 2016年

株式会社雅家【ゴミ屋敷の高値買取に期待できる】

株式会社雅家はさまざまな訳あり物件を専門としており、ゴミ屋敷の買取も可能な買取業者です。

全国の買取にも対応しており、年間の相談件数は3,000件を超え、各士業とも連携しています。

また、株式会社雅家では自社施工のリフォームを行ったうえで、買い取った物件を再販売しているのも特徴です。買い取った物件の価値を高めて再販売できる体制が整っているため、その分高値でゴミ屋敷を買い取ってもらえることに期待できるのです。

「可能な限り高値でゴミ屋敷を売却したい」という場合、株式会社雅家に依頼することも検討してみるとよいでしょう。

会社名 株式会社 雅家
本店所在地 〒556-0023 大阪府大阪市浪速区稲荷1丁目5-3 4F
電話番号 06-6567-0800
営業時間 9:00~18:30
公式HP https://www.jikobukken.jp/
代表者 岩﨑 惠子
宅地建物取引業免許 国土交通大臣(1)第9946号
創業 2016年8月

イエチカドットコム株式会社【どんなゴミ屋敷でも買取に期待できる】

イエチカドットコム株式会社は、公式サイトにて「全国どんな家でも買取ります」と謳っている買取業者です。訳あり物件の買取に特化しており、ゴミ屋敷も買取対象としています。

イエチカドットコム株式会社は全国の訳あり物件買取に対応しており、さまざまな買取実績が公式サイトに掲載されています。また、最短3日で現金化できるのもイエチカドットコム株式会社の特徴です。

「ほかで断られたゴミ屋敷を売りたい」「すぐに現金化したい」といった場合、イエチカドットコム株式会社を利用することを検討してみてもよいでしょう。

会社名 イエチカドットコム株式会社
本店所在地 〒616-8371 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺若宮町31番地
電話番号 【東日本エリア】

0120-51-0005

【西日本エリア】

0120-51-5000

【九州エリア】

0120-51-5050
営業時間 10:00〜21:00
公式HP https://www.iechika.com/
代表者 奧田邸親
宅地建物取引業免許 京都府知事(3)13060号
創業

株式会社三条工務店【買い手が見つからないゴミ屋敷も買取に期待できる】

「株式会社三条工務店」は、訳あり・トラブル物件を専門とする買取業者で、ゴミ屋敷も買取対象としています。

株式会社三条工務店の特徴としては、「当社に買取できない物件はありません」と公式サイトで謳っている点が挙げられます。専門業者といえども買取が難しい物件があるなかで、このように公表しているため、「買い手がなかなか見つからない」というゴミ屋敷も買取に期待できます。

「仲介や買取を断られた経験がある」という場合には、株式会社三条工務店の利用を検討してみてもよいでしょう。

会社名 株式会社三条工務店
本店所在地 【大阪なんば本店】

〒556-0023 大阪市浪速区稲荷1丁目5-3

【北大阪支店】

〒570-0017 大阪府守口市佐太東町1丁目22番11号

【神戸支店】

〒651-0085 兵庫県神戸市中央区八幡通4丁目2-9

【奈良支店】

〒630-8114 奈良県奈良市芝辻町2丁目10-10

【姫路支店】

〒670-0926 兵庫県姫路市東駅前町24番地

【和歌山支店】

〒640-8331 和歌山県和歌山市美園4丁目69-8

【京都支店】

〒601-8001 京都府京都市南区東九条室町1-10
電話番号 06-6563-6100
営業時間 9:00~18:00
公式HP https://trouble-bukken.com/
代表者 岩﨑 良信
宅地建物取引業免許 国土交通大臣(1)9655号
創業 2013年2月

株式会社ウィントランス【ご近所トラブルにも対応してもらえる】

株式会社ウィントランスは全国の空き家買取に対応しており、ゴミ屋敷も買取対象としています。

公式サイトでは買取実績が掲載されており、最短3日での買取にも対応しているため、なるべく早くゴミ屋敷を手放したい場合にはおすすめの買取業者です。

また、近所でのトラブルの対応も代行してもらえるなどのサポートが充実しているので、売主の負担や手間を抑えながら売却できる点も大きなメリットです。

会社名 株式会社ウィントランス
本店所在地 〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-20-2
電話番号 03-6383-3724
営業時間 10:00〜19:00
公式HP https://akiya-pass.jp/
代表者 高祖広季
宅地建物取引業免許 東京都知事(2)第102329号
創業 2011年4月

ゴミ屋敷の買取相場は市場価格よりも安くなりやすい!売却前に買取金額の目安を確認しておこう

不動産の売却価格は、物件の資産価値や需要によって変動します。ゴミ屋敷の場合、資産価値や需要が低くなる傾向があるため、売却金額は市場価格よりも安くなりやすいです。

さらに、買取の場合はその物件の資産価値を回復するためのコストを考慮したうえで買取金額が決定されるため、仲介よりも買取金額は安くなるのが一般的です。そのため、ゴミ屋敷の買取相場は市場価格よりも安くなると考えておくべきです。

なお、実際の買取金額はその物件の立地や築年数、破損状態などによって変わるため、「ゴミ屋敷の買取金額は〇〇円」のように断言することはできません。

とはいえ、買取業者がどのように買取金額を決定しているかを踏まえれば、ゴミ屋敷の買取金額の目安を把握しておくことは可能です。ゴミ屋敷の買取金額はどれくらいかを知りたい場合、下記の手順で買取金額の目安を調べておくのがよいでしょう。

  1. ゴミや残置物の撤去にかかる費用の目安を把握しておく
  2. 物件のリフォームにかかる費用の目安を算出しておく
  3. 特殊清掃にかかる費用の目安を把握しておく
  4. 売りたい物件の市場価格からコストを差し引く

ここからは、ゴミ屋敷の買取金額の目安を算出する手順について、それぞれ詳しく解説していきます。

1. ゴミや残置物の撤去にかかる費用の目安を把握しておく

買取業者はゴミ屋敷に残っているゴミや家具などの残置物の撤去も行ってくれるのが一般的です。基本的に撤去にかかる費用は売り手に請求するのではなく、かかった費用を考慮したうえでゴミ屋敷の買取金額を決定しています。

そのため、ゴミ屋敷の買取金額の目安を知りたい場合、残置物の撤去にかかる費用をまずは把握しておくのがよいでしょう。

あくまで目安ですが、撤去費用は物件の間取りによって下記のように異なります。

間取り 撤去費用の目安
1R・1K 30,000円~80,000円
1DK 50,000円~120,000円
1LDK 80,000円~200,000円
2DK 90,000円 ~ 250,000円
2LDK 100,000円~300,000円
3DK 150,000円~400,000円
3LDK 170,000円 ~ 500,000円

2. 物件のリフォームにかかる費用の目安を算出しておく

ゴミ屋敷の状態にもよりますが、物件の資産価値を回復させるためにも、物件を買い取った買取業者は基本的にリフォームが行われます。撤去費用と同様に、リフォームにかかった費用を考慮したうえでゴミ屋敷の買取金額が決定されます。

そのため、ゴミ屋敷の買取金額を知りたい場合、撤去費用とともにリフォームにかかる費用の目安も確認しておくのが良いでしょう。

リフォームにかかる費用は「どの部分をリフォームするのか」などによって変わります。あくまで目安ですが、リフォームする部分に応じた費用の目安は下記のとおりです。

リフォーム費用の目安
キッチン 100万円〜150万円程度
トイレ 30万円〜40万円程度
リビング 100万円〜150万円程度
ダイニング 60万円〜90万円程度
寝室 60万円〜80万円程度
玄関 40万円〜50万円程度
廊下 10万円〜20万円程度
階段 10万円〜20万円程度
外壁 90万円〜120万円程度
屋根 50万円〜100万円程度

※戸建住宅を想定した費用の目安です。

3. 特殊清掃にかかる費用の目安を把握しておく

ゴミ屋敷の場合、ゴミやカビなどの臭いが残ってしまっていることが予測されます。その状態では資産価値が回復したとはいえないため、ゴミ屋敷を買い取った業者は特殊清掃によって現状回復を図るのが一般的です。

特殊清掃が必要な物件の場合、その費用を踏まえてゴミ屋敷の買取価格が決定されます。そのため、ゴミ屋敷の買取金額を知りたい場合、特殊清掃にかかる費用の目安も把握しておくのが良いでしょう。

特殊清掃の費用はゴミ屋敷の状態や広さなどによって変わりますが、数千円〜数万円程度の費用がかかるのが一般的です。

4. 売りたい物件の市場価格からコストを差し引く

前述したように買取業者に依頼する場合は、仲介よりも売却金額が安くなりやすく、一般的には仲介による売却金額の70%〜80%が目安です。たとえば、市場価格が3,000万円の物件の買取相場は2,100万円〜2,400万円程度になります。

そして、ゴミ屋敷の買取金額は「残置物などの撤去費用」「リフォーム費用」「特殊清掃の費用」を考慮した金額になります。たとえば、下記の条件を想定します。

  • 撤去費用:10万円
  • リフォーム費用:100万円
  • 特殊清掃費用:5万円

買取金額が2,400万円程度であると仮定すれば、ゴミ屋敷を買取業者に売却する場合の買取金額の目安は「2,400万円ー(10万円+100万円+5万円)=2,285万円」と算出できるのです。

なお、売りたい物件の市場価格を調べる方法にはさまざまなものがありますが、費用や手間をかけずに調べる方法として、不動産ポータルサイトを活用することが挙げられます。

不動産ポータルサイトとは、土地や建物の成約価格などを検索できる不動産情報ウェブサイトのことです。「SUUMO」「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」といったサイトが挙げられます。

不動産ポータルサイトを活用して、「立地」「広さ」「築年数」といった条件が似ている物件の売却金額を参考にすることで、売りたいゴミ屋敷の市場価格を確認できます。

ゴミ屋敷の買取金額の目安を調べたい場合、不動産ポータルサイトで所有している物件に条件が似ている物件の情報を参考にしてみてください。

ゴミ屋敷を高値で売るためにも複数の専門業者に査定を依頼しておく

ゴミ屋敷を専門の買取業者に売却する場合、「なるべく高値で売りたい」と考えることでしょう。ゴミ屋敷を少しでも高値で売りたい場合、複数の買取業者に査定を依頼してみてください。

買取業者に物件を買い取ってもらう場合、まずは査定を行ってもらいます。査定の方法や基準は買取業者によって異なると考えられ、複数の業者に査定をしてもらうと査定額にばらつきが出ると予測されます。

そのため、複数の買取業者に査定を依頼すれば、査定額が最も高い業者を見つけることができ、その業者に依頼することで他の業者よりも高値でゴミ屋敷を売却できる可能性があるのです。

買取業者には査定のみ依頼することも可能であるため、「査定を依頼したら絶対にゴミ屋敷を売却しないといけない」というわけではありません。

売却できるまでに手間がかかってしまうデメリットはありますが、ゴミ屋敷を高値で売却したい場合には複数の買取業者に査定を依頼してみてください。

ゴミ屋敷を買取業者に売却できるまでの流れ

ゴミ屋敷を専門の買取業者に依頼してから売却が完了するまでの流れは、おおまかに下記のとおりです。

  1. 買取業者に査定を依頼する
  2. 買取業者と売買契約を締結する
  3. 決済・ゴミ屋敷の引き渡しを行う

ここからは、ゴミ屋敷を買取業者に依頼してから売却完了までの流れについて、それぞれ解説していきます。

1. 買取業者に査定を依頼する

ゴミ屋敷を専門業者に買い取ってもらうには、まずその業者に査定をしてもらう必要があります。査定は基本的に無料で行ってもらえ、査定後は売却したいゴミ屋敷の買取金額の目安として査定額を提示してもらえます。

査定の依頼は買取業者の公式サイトから行えるのが一般的です。ゴミ屋敷を専門の買取業者に売却する場合、依頼したい業者に目星をつけてから、その業者の公式サイトで査定依頼をしてみてください。

2. 買取業者と売買契約を締結する

ゴミ屋敷にかかわらず、買取業者と不動産の売買を行うには売買契約を締結させなければなりません。売買契約の際には、下記のような書類を用意する必要があります。

必要書類 概要
登記済権利証 法務局から所有者に登記名義人に交付される書類。再発行は不可であり、紛失の際には法務局にその旨を相談するとよい。
境界確認書 隣地との土地の境界を証明できる書類。測量士に依頼をして作成してもらえる。
固定資産税納付通知書 物件にかかる固定資産税などが記載された書類。税務署から毎年4月上旬ごろに送付される。
印鑑証明書 印鑑の所有者を証明できる書類。役所で取得できる。
住民票 役所で取得できる。
本人確認書類 運転免許証やマイナンバーカードといった身分を証明できる書類。
収入印紙 税金などを微収するために政府が発行する証票。売買契約書1通につき1枚収入印紙が必要でコンビニでも購入できる。

これらは売買契約の際に必要な書類の一例であり、すべてではありません。依頼する買取業者や所有するゴミ屋敷によっては、追加で書類提出が必要になることも考えられます。

ゴミ屋敷を専門の買取業者に売却する場合、どのような書類の提出が必要になるのかを買取業者に尋ねておくとよいでしょう。

3. 決済・ゴミ屋敷の引き渡しを行う

買取業者との売買契約が締結した後は、契約内容に沿って決済とゴミ屋敷の引き渡しが行われます。

決済や引き渡しの日程は、売買契約を締結させる際に決定されます。売買契約の際には、引き渡しの都合がつきそうな日程をあらかじめ決めておき、その日に引き渡しができるようにスケジュールを調整しておくとよいでしょう。

なお、ゴミ屋敷の引き渡しの際には、物件の鍵を買取業者に渡す必要があります。引き渡し日には売りたい物件の鍵を忘れずに持っていきましょう。

ゴミ屋敷の買取業者に売却する場合にかかる費用

ゴミ屋敷を買取業者に売却する場合、下記のような費用がかかるため注意が必要です。

  • 印紙税:ゴミ屋敷を買取で売却する場合
  • 譲渡所得税:ゴミ屋敷の売却で利益が出た場合
  • 登録免許税:ゴミ屋敷を相続した場合

これらの費用は売りたいゴミ屋敷や売却金額などによって異なります。ゴミ屋敷を売却する場合、事前にこれらの費用がどの程度かかるのかを確かめておきましょう。

印紙税:ゴミ屋敷を買取で売却する場合

ゴミ屋敷を買取で売却する場合、売買契約書を作成しなければなりません。売買契約書は印紙税の課税対象となる「課税文書」に該当するため、契約書の作成時には収入印紙が必要です。

売却金額 本則税率 軽減税率
10万円を超える~50万円以下 400円 200円
50万円を超える~100万円以下 1千円 500円
100万円を超える~500万円以下 2千円 1千円
500万円を超える~1千万円以下 1万円 5千円
1千万円を超える~5千万円以下 2万円 1万円
5千万円を超える~1億円以下 6万円 3万円
1億円を超える~5億円以下 10万円 6万円
5億円を超える~10億円以下 20万円 16万円
10億円を超える~50億円以下 40万円 32万円
50億円を超えるもの 60万円 48万円

たとえば、ゴミ屋敷が5,000万円で売れた場合、通常収入印紙の金額が2万円となります。

不動産売買の印紙税には軽減措置が設けられており、平成26年4月1日から令和9年3月31日までに作成された売買契約書であれば、軽減率が適用されます。買取金額が5,000万円で軽減措置が適用されれば、収入印紙の金額が2万円から1万円になります。

譲渡所得税:ゴミ屋敷の売却で利益が出た場合

ゴミ屋敷を専門業者に買い取ってもらったことで利益が出た場合、原則として譲渡所得税を納めなければなりません。その場合には、家を売却した翌年の2月16日〜3月15日までに確定申告をする必要もあります。

そのため、ゴミ屋敷を専門の買取業者に売却する場合には、「確定申告が必要になるのか」「譲渡所得税はいくらなのか」といった点も確認しておくことが大切です。

譲渡所得税は個人でも算出することは可能ですが、いくつかの手順を踏んで算出しなければなりません。

譲渡所得税の算出は、まずゴミ屋敷の売却で得られた利益である「譲渡所得」の計算から始めます。譲渡所得は「買取金額-(ゴミ屋敷の取得費+譲渡にかかった費用)」の式で算出可能です。

たとえば、「取得費2,000万円」「譲渡費用150万円」「買取金額3,000万円」の場合を想定すれば、「3,000万円ー(2,000万円+150万円)=850万円」と計算できます。なお、譲渡所得税は譲渡所得によって発生するため、売却によって利益が出なければ譲渡所得税はかかりません。

次に、譲渡所得に一定の税率をかけて、譲渡所得税を算出します。一定の税率は、ゴミ屋敷の所有期間によって下記のように変わります。

所有期間 所得税率
5年超 15%
5年以下 30%

譲渡所得が850万円であれば、所有期間が5年以下の場合は「850万円×30%=255万円」、所有期間が5年を超えていれば「850万円×15%=127.5万円」と計算します。

なお、不動産会社や買取業者では、「譲渡所得税が発生するかどうか」「確定申告でどのような手続きをするのか」などを相談できるのが一般的です。ゴミ屋敷を売却する場合、譲渡所得税や確定申告についても依頼する業者に相談しておくとよいでしょう。

登録免許税:ゴミ屋敷を相続した場合

ゴミ屋敷の売却を検討している人のなかには、相続によってゴミ屋敷をこれから所有するために、事前に処分方法を調べている人もいるかもしれません。

ゴミ屋敷を相続する場合、相続登記という手続きが必要です。

相続登記とは、死亡した不動産の所有者から相続人に名義変更をするための手続きのことです。相続登記の際には登録免許税という税金がかかり、その税額は下記の式で計算できます。

登録免許税=固定資産税評価額(※)×0.4%

たとえば、相続するゴミ屋敷の固定資産税評価額が1,000万円の家であれば、4万円程度の登録免許税を納めなければなりません。

なお、固定資産税評価額は各市区町村が定めており、納税通知書や固定資産税評価証明書から確認できます。登録免許税を算出する際は、これらの書類を確認してみてください。

ゴミ屋敷を売却せずに放置するのはNG!放置した場合のリスクは?

「希望している金額よりも査定額が安かった」「なかなか買い手が現れない」といった場合、ゴミ屋敷をすぐさま売却せずに、一度放置することを考えるかもしれません。

しかし、管理が難しいゴミ屋敷を放置するのは絶対に避けてください。ゴミ屋敷を放置することには、下記のようなリスクがあります。

  • 放置すればするほど物件自体の資産価値が減少する
  • 固定資産税や都市計画税を毎年納めなければならない
  • 近隣住民に迷惑をかけてしまい損害賠償を請求される可能性がある
  • 放火被害に遭いやすい
  • 行政代執行となりゴミや不用品の撤去費用を請求される

これらのリスクは、ゴミ屋敷を放置する期間が長ければ長いほど大きくなります。ゴミ屋敷を所有している場合、放置はせずに可能な限り早く処分できるように対策を講じてみてください。

放置すればするほど物件自体の資産価値が減少する

ゴミ屋敷に限った話ではありませんが、どのような物件であっても、築年数がかさめばかさむほど、その分老朽化が進みます。老朽化が進むほどその物件の資産価値は下がる傾向があります。

資産価値が下がってしまうと、その分売却金額は安くなりやすく、場合によっては「買い手がなかなか現れない」ということにもなりかねません。また、ゴミ屋敷専門の買取業者に依頼したとしても、資産価値の回復のためのコストがかかりやすくなるため、買取価格も下がりやすいです。

極端な言い方をすれば、物件の資産価値はこの瞬間にも下がっています。ゴミ屋敷の売却を検討しているのであれば、可能な限り早めに対策を講じるようにしましょう。

固定資産税や都市計画税を毎年納めなければならない

ゴミ屋敷に限らず不動産の所有者は、固定資産税や都市計画税といった税金を毎年納めなければなりません。使っておらず放置をしているゴミ屋敷であったとしても、これらの税金はかかります。

固定資産税や都市計画税の税額は、ゴミ屋敷がある地域の自治体やその物件の資産価値によって変動します。あくまで目安ですが、固定資産税や都市計画税の税額は下記のように算出されるのが一般的です。

費用 金額の目安
固定資産税 自治体によって異なるが、固定資産税評価額の1.4%程度
都市計画税 自治体によって異なるが、固定資産税評価額の0.3%程度

たとえば、固定資産税評価額が1,000万円の物件であれば、固定資産税が「1,000万円×1.4%=14万円」、都市計画税が「1,000万円×0.3%=30,000円」と計算されます。

この条件であれば、ゴミ屋敷を放置した場合、毎年17万円程度の税金を支払わなければなりません。無駄な出費にもなるため、管理が難しいゴミ屋敷であれば放置をせずに速やかに処分することを検討してみてください。

近隣住民に迷惑をかけてしまい損害賠償を請求される可能性がある

相続などでゴミ屋敷を所有した場合、ゴミや不要物が散乱しており自身だけでは片付けが難しいケースもあることでしょう。だからといってゴミ屋敷を放置すると、近隣住民に迷惑をかけてしまう可能性もあるため注意が必要です。

ゴミ屋敷を放置することによって近隣住民に迷惑をかけてしまうケースとしては、下記が挙げられます。

  • 倒壊によって近隣住民や通行人をケガさせてしまう
  • 放火によって周囲の家に燃え広がってしまう
  • 庭の草木が伸びて隣地や道路にはみ出してしまう
  • 害虫や害獣、悪臭などの衛生面の悪化により、周辺環境に悪影響を与えてしまう
  • 犯罪者に狙われやすくなり、近隣に不安を与えてしまう

実際に近隣住民へ迷惑をかけてしまった場合、近隣トラブルに発展するリスクがあるだけでなく、ゴミ屋敷の所有者である自身に対して損害賠償を請求されてしまう可能性もあります。損害賠償を請求された場合、数十万円〜数百万円の支払いを命じられるケースも少なくありません。

近隣住民に迷惑をかけないためにも、ゴミ屋敷を所有している場合、決して放置はせずに速やかに処分できるように対策を講じましょう。

放火被害に遭いやすい

ゴミ屋敷を使っておらず空き家状態の場合、犯罪の温床になる可能性もあります。とくにゴミや不要品が散乱しているゴミ屋敷の場合、放火被害に合うリスクが高いため注意が必要です。

燃えやすい素材のゴミが散乱していれば、あっという間に火が燃え広がってしまい、所有している物件だけでなく、近隣住宅にも火が燃え広がってしまう可能性もあります。その場合には、近隣住民に見舞金や賠償金を支払わなければならない可能性もあるのです。

この点からも、ゴミ屋敷は放置をせずに、適切に管理するか専門業者に売却することが大切です。

行政代執行となりゴミや不用品の撤去費用を請求される

ゴミ屋敷を管理せずに放置した場合、物件がある地域の自治体から行政代執行を受けてしまう可能性もあります。

行政代執行とは、物件の所有者に代わって、行政が適切に管理するための行為のことです。ゴミ屋敷においては、自治体がゴミや不用品などを強制的に撤去することを主に指します。

あくまで所有者の代わりに行政が撤去をしているだけであって、撤去にかかった費用はすべてゴミ屋敷の所有者が負担しなければなりません。ゴミ屋敷の状態などにもよりますが、数百万円ほどの費用の支払いを命じられるケースもあります。

まとめ

ゴミ屋敷の買取であれば、専門の買取業者に依頼するのが得策です。ゴミ屋敷専門の買取業者であれば、「ゴミの片付けや不用品の撤去、清掃などをせずにそのままの状態で売却できる」「1週間〜1か月程度でゴミ屋敷の売却が完了する」といったメリットがあります。

ゴミ屋敷専門の買取業者は多々存在しますが、「買取実績が豊富」「買取価格の根拠を示してくれる」などの選び方を踏まえて業者を探してみてください。

なお、ゴミ屋敷を放置することにはさまざまなリスクがあります。「思っていた金額よりも提示された買取金額が安かった」「売却のために時間がとれない」などの事情があるかもしれませんが、使用していないゴミ屋敷であれば可能な限り早く処分することが大切です。

こうした場合には、イエコンの一括査定サービスを利用するのも一つの方法です。

イエコンなら、ゴミ屋敷の買取に強い専門業者だけを選定して一度に査定依頼ができるため、個別に問い合わせる手間を省きつつ、条件に合った買取先を効率よく見つけられます。無料かつ簡単な入力で複数社の見積もりを比較できるため、納得のいく形で売却を進めたい方におすすめです。

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ゴミ屋敷の買取に関するFAQ

ゴミ屋敷は専門業者以外では買い取ってもらえないのでしょうか?

さまざまな不動産の買取に対応している業者であっても、ゴミ屋敷を売却できる可能性はあります。とはいえ、専門業者のほうが再販売するためのノウハウがあると予測され、その分高値買取に期待できます。そのため、基本的にはゴミ屋敷専門の買取業者に依頼するのがよいでしょう。

ゴミ屋敷を事前に片付けておくほうが高値で売れますか?

高値で売れるかどうかはその物件の条件によっても変わります。しかし、ゴミや残置物の撤去費用がかからない物件であれば、その分買取金額にも影響があると考えられるため、高値売却にも期待はできます。ゴミ屋敷を高値で売りたい場合には、可能な限りゴミなどを撤去しておくのもおすすめです。

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更新日 : 2025年08月04日
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