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東京都空き家の買取に強い不動産業者一覧(全31件)

東京都で空き家の買取に強い不動産業者を31件掲載中!イエコンは空き家に特化した買取業者の中から、エリア別に絞り込むことが可能です。東京都で空き家の買取業者選びに悩んでいる方はイエコンの無料売却相談窓口にご連絡ください。

313131件を表示(更新日:2024年05月23日)
住所
東京都千代田区丸ノ内2-7-2 JPタワー20F
代表電話03-6213-0770

東京都における2023年10月時点での空き家数は約90万戸

総務省が行った「令和5年住宅・土地統計調査」によると、東京都の空き家数は、2023年10月時点で約90万戸です。 次いで大阪府が約70万戸、3位が神奈川県で約46万戸というデータが出ています。
総住宅数 空き家数
819万9,000戸 89万8,000戸
参照:令和5年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計(速報集計)結果|総務省

全国で、空き家数がもっとも多いのが東京都です。次いで大阪府が約70万戸、3位が神奈川県で約46万戸というデータが出ています。

東京都の空き家数は増加しているが、住宅数に占める空き家の割合はほぼ横ばい

東京都の空き家数は増加していますが、住宅数に占める空き家の割合は以下のとおりほぼ横ばいになっています。
総住宅数 空き家数 空き家率
1993年 530万戸 52万7,000戸 9.90%
1998年 567万戸 62万4,000戸 11.00%
2003年 618万6,000戸 66万5,000戸 10.80%
2008年 678万1,000戸 75万戸 11.10%
2013年 735万9,000戸 81万7,000戸 11.10%
2018年 767万2,000戸 81万戸 10.60%
2023年 819万9,000戸 89万8,000戸 11.00%
空き家率は、全国では増加傾向にあります。しかし東京都では、上記のとおり30年間10%前後でとどまっています。

2040年以降の世帯数減少によって東京都における空き家の割合は増加すると予想されている

東京都の世帯数は、2040年以降減少する見込みです。それにともない、空き家率は増加すると予想されています。

東京都が作成した資料「東京における空き家施策実施方針」によると、65歳以上の高齢者がいる単身世帯・夫婦のみの世帯は約90万戸です。この90万戸が、将来的に空き家になる可能性のある「空き家予備軍」であると懸念されています。

参照:東京都の住宅と空き家数の推移|東京都

【東京都】空き家の買取相場は一概には言えない

空き家の買取相場は、仲介での売却金額と比較すると5〜8割程度になります。その理由は、買取業者が物件を買い取ったあと、建物の解体やリフォームなどを行うのにコストがかかるためです。

とはいえ、買取相場は一概には言えません。なぜなら、査定のポイントは以下のとおりさまざまであり、空き家の買取価格は物件によって大きく変わるためです。
  • 物件の状態
  • エリア
  • 土地の面積
  • 築年数
ですが、条件によっては仲介に近い金額で売却できる可能性もあります。査定額が高くなりやすい空き家の特徴は以下のとおりです。
  • 築年数が浅い
  • 人気エリアにある
  • 立地が良い
  • 周辺環境が良い
自分の所有する空き家にどのくらいの価値があるか知りたい方は、専門の業者に査定してもらうことをおすすめします。

【東京都】不動産の仲介における売却価格

空き家の買取相場は一概には言えないとはいえ、おおよそどの程度の金額で買い取ってもらえるのか気になる方もいるのではないでしょうか。 前項で説明したとおり、買取業者は空き家を買い取ったあとにリフォームや解体などを行うので、買取相場は「仲介と比べて5〜8割」といわれています。

ここでは、仲介での売却事例を紹介します。この売却価格から5~8割の金額を計算すれば、おおよその買取金額が知れるでしょう。

ただ、先述のとおり、物件の状態によって売却価格は大きく異なるため、あくまでも参考程度にしてください。
目黒区エリア
エリア 取引価格 建築年 土地平米数 構造
東京都目黒区 青葉台 4億円 平成6年 170㎡ 木造
東京都目黒区 青葉台 2億8,000万円 昭和62年 115㎡ 鉄筋コンクリート造
東京都目黒区 青葉台 2億円 平成10年 70㎡ 木造
東京都目黒区 大岡山 1億6,000万円 令和5年 90㎡ 木造
東京都目黒区 上目黒 1億2,000万円 平成10年 65㎡ 木造
杉並区エリア
エリア 取引価格 建築年 土地平米数 構造
東京都杉並区 阿佐谷北 5,500万円 令和6年 40㎡ 木造
東京都杉並区 阿佐谷北 6,300万円 令和6年 45㎡ 木造
東京都杉並区 阿佐谷南 1億3,000万円 令和4年 65㎡ 木造
東京都杉並区 阿佐谷南 4,500万円 昭和51年 40㎡ 木造
東京都杉並区 天沼 3,800万円 平成2年 60㎡ 木造
江東区エリア
エリア 取引価格 建築年 土地平米数 構造
東京都江東区 石島 7,500万円 平成19年 80㎡ 木造
東京都江東区 永代 5,300万円 昭和44年 65㎡ 鉄筋コンクリート造
東京都江東区 扇橋 2,700万円 昭和51年 65㎡ 木造
東京都江東区 扇橋 5,600万円 令和4年 35㎡ 木造
東京都江東区 大島 6,800万円 令和5年 55㎡ 木造
荒川区エリア
エリア 取引価格 建築年 土地平米数 構造
東京都荒川区 荒川 6,700万円 令和4年 65㎡ 木造
東京都荒川区 荒川 4,800万円 平成18年 60㎡ 木造
東京都荒川区 西尾久 9,300万円 令和5年 85㎡ 木造
東京都荒川区 西尾久 8,300万円 平成12年 105㎡ 木造
東京都荒川区 東尾久 310万円 昭和63年 40㎡ 木造

東京都における空き家の買取事例

ここでは、東京都における空き家の買取事例を紹介します。
エリア 売却価格 築年数
東京都品川区 1,200万円 43年
東京都大田区 700万円 45年
東京都大田区 450万円 45年
東京都練馬区 450万円 43年
東京都板橋区 2,000万円 30年

使っていない空き家をすぐに手放すべき5つの理由とは

空き家をすぐに手放すべき理由は以下のとおりです。
  • 建物が老朽化し周囲に危険がおよぶ
  • 害虫・害獣が棲みつく
  • 犯罪に利用される
  • 罰則や罰金の対象になる
  • 固定資産税が高額になる
人の住んでいない建物は、給排水管が老朽化したり、湿気がこもりやすくなったりして傷みやすくなります。建物が老朽化すれば倒壊の危険性が出てくるほか、台風で瓦や壁が飛び、周囲に迷惑がかかるおそれがあります。

また、シロアリやスズメバチなどの害虫が発生したり、ハクビシンやネズミといった害獣が棲みついたりといったリスクも考えなければなりません。もし近隣住民や通行人に被害が出れば、トラブルになるでしょう。

さらに、犯罪者が潜伏する可能性や、放火が起きるケースも考えられます。放火によって火災が起き、近隣に延焼してしまった場合、適切な管理を怠っていたとして損害賠償を請求されることがあります。

そのほか、「特定空き家」に認定され、勧告や命令を無視し続けると罰則・罰金の対象になったり、固定資産税が高額になったりすることも念頭に置いておく必要があるでしょう。
【特定空き家とは】
空き家のうち、以下の状態にあるもののこと。

①倒壊するおそれがある
②衛生上有害となるおそれがある
③著しく景観を損なっている
④放置することで周囲の生活環境に悪影響を与える

特定空き家に認定された場合、行政から段階的に改善を求められる。(助言→指導→勧告→命令) 勧告を無視すれば、特例措置によって最大で6分の1に軽減されている固定資産税が特例の対象外になり、命令に背ければ50万円以下の罰金が科される。
このように、空き家の放置にはたくさんのリスクがともないます。「相続したものの、住む予定がなく持て余している」というようなケースなら、売却を検討することをおすすめします。

東京都で空き家を売却するなら仲介?買取?│判断ポイントはズバリ「需要があるかどうか」

空き家を仲介業者・買取業者のどちらに売却するかは、以下のように「空き家に需要があるかどうか」で判断するとよいでしょう。
空き家に需要がある 仲介業者の利用がおすすめ
空き家に需要がない 買取業者への売却がおすすめ
空き家であっても、「都心へのアクセスが良い」「周辺環境が充実している」「築年数が浅い」「土地が広い」というような物件なら仲介での売却を検討しましょう。なぜなら、そのような物件は買い手がつきやすく、市場価格かそれ以上の金額で売却できる可能性があるためです。

一方で、「人口が少ないエリアにある」「建物が老朽化している」「土地が狭い」「交通の便が悪い」というような買い手がつきにくい物件は、買取業者への相談を検討しましょう。なぜなら、そのような物件は売却までに時間がかかることが多いうえに、そもそも売れないリスクも伴うためです。

買取業者であれば、買い手がつきにくいような物件も再活用できるノウハウを持っているので、基本的には問題なく売却できます。

空き家の買取業者・仲介業者の選び方

空き家を売却できる買取業者・仲介業者の選び方は以下のとおりです。
  • 空き家の買取実績や経験が豊富か
  • 地域の空き家事情を熟知しているか
  • 営業担当者の対応はどうか
  • アフターフォローを受けられるか


空き家の買取実績や経験が豊富かどうかが重要です。空き家の取り扱い自体に長けていることはもちろん、所有している空き家と似た条件の物件を取り扱っているか、その地域の空き家事情を熟知しているかといった点も確認しましょう。

営業担当者の対応もチェックすべきポイントです。中には、査定の際に高額な金額を提示したにもかかわらず、あとから何かと理由をつけて買取金額を下げるような業者も存在します。そのため、誠実に対応してくれるか、信用できそうかを慎重に判断する必要があります。

そのほか、アフターフォローを受けられるかどうかも確認しましょう。業者にもよりますが、遺品整理を行ってくれる業者もあります。

なお、業者を選ぶ際は、複数の業者をよく比較することをおすすめします。とはいえ比較対象が多すぎると判断に困るため、3〜5社程度に絞って比べるとよいでしょう。

空き家を売却する流れ

空き家を売却する際の流れは、売却先が仲介業者か買取業者かによって異なります。 ここでは、売却先別に売却の流れを解説します。

仲介業者の場合

仲介業者に空き家を売却する際の流れは以下のとおりです。
  1. 空き家の状態を確認する
  2. 査定を受ける
  3. 仲介業者と媒介契約を結ぶ
  4. 売却活動がスタートする
  5. 買い手がついたら売買契約を結ぶ
  6. 決済後買主に物件を引き渡す
  7. 司法書士が所有権移転登記を申請する
  8. 確定申告を行う
まず、空き家の状況を確認します。確認するポイントは以下のとおりです。
  • 空き家とその敷地の所有者は誰か
  • 敷地の境界は確定しているか
不動産は、登記上の所有者でなければ売却できません。たとえば相続で取得した不動産なら、相続登記を申請して登記上の所有者を変更する必要があります。

また、土地の境界が確定していなくても売却できる可能性はありますが、トラブルなく売却するには確定されていることが望ましいです。確定済みか未確定かは、「境界確定書(確認書)」の有無でわかります。確認し、確定していなければ仲介業者に相談しましょう。

境界確定書が見当たらず、確定済みかどうかがわからなければ、市区町村役場に問い合わせて教えてもらいましょう。

仲介業者で買取査定を受け、契約する業者が決まったら媒介契約を結び、売却活動がスタートします。

買い手は業者が探してくれますが、すぐに見つからない場合がある点に注意が必要です。空き家の条件次第では、さらに時間がかかる可能性があることを念頭に置いておきましょう。

買い手が決まったら、売買契約の締結です。契約時に買主から手付金を受け取り、1〜2カ月後に残りを受領したあと、物件を引き渡すのが一般的です。

そして司法書士が所有権移転登記を申請し、完了すれば所有権が買主に移ります。

なお、空き家の売却で利益が出たときは譲渡所得税がかかります。申告期限は以下のとおりです。
空き家を売却した翌年の2月16日〜3月15日
申告期限を過ぎたり申告自体を怠ったりすると、延滞税や無申告加算税がかかる可能性があります。必ず期限内に申告しましょう。

参照:土地や建物を売ったとき|国税庁

買取業者の場合

買取業者に空き家を買い取ってもらう際の流れは以下のとおりです。
  1. 空き家の状態を確認する
  2. 査定を受ける
  3. 買取業者と売買契約を結ぶ
  4. 決済後買取業者に物件を引き渡す
  5. 司法書士が所有権移転登記を申請する
  6. 確定申告を行う
まずは、仲介業者に売却するケースと同様に、空き家・敷地の登記上の所有者や境界が確定しているかを確認しましょう。

問題がなければ買取業者を探し、買取査定を受けます。買取査定には、以下の方法があります。
机上査定 物件を直接確認せず、査定依頼時に入力したデータからおおよその査定額を算出する簡易的な査定方法
訪問査定 物件に出向き、空き家の状態や敷地の形状、周辺環境などから正確な査定額を算出する方法
実際に買取を依頼するとなれば、訪問査定を受ける必要があります。しかし訪問査定には日数がかかるため、ひとまず何社かに机上査定を依頼し、査定額を比較するとよいでしょう。

買い取ってもらう業者が決まったら、買取業者と売買契約を結びます。契約時には手付金受領し、後日引き渡しの際に残りの金額を受け取るのが一般的です。

そのあと司法書士が法務局に所有権移転登記を申請し、完了すれば所有権が買取業者に映ります。

なお、買取業者に買い取ってもらう場合も、利益が出て譲渡所得税が発生したときは確定申告が必要です。以下の期限までに確定申告を行います。
空き家を売却した翌年の2月16日〜3月15日

東京都23区内の空き家なら不動産需要が高いため売却以外の活用方法も

東京都23区内のように人口が集中しているエリアにある空き家なら、不動産としての需要が高いため売却以外の活用方法もおすすめです。

もし、空き家そのものが老朽化していても、立地が良いという理由で土地自体には価値があるので、活用方法の幅は広いです。 たとえば、以下のような活用方法があります。
  • 居宅として賃貸する
  • 空き家を解体して敷地を駐車場にする
  • 事業用に用途変更して貸し出す
  • 貸し倉庫として貸し出す
誰かに貸し出すならリフォームや管理が必要になりますが、借り手がいる限り家賃収入が得られます。可能であれば、売却以外の選択肢も検討してみましょう。
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更新日 : 2024年05月23日
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