奈良県の共有持分売却に強い不動産買取業者一覧 - 36件

【奈良県】共有持分の相場

共有持分の売却相場は、売却先によって以下のように異なります。

売却先が他の共有者である場合には、不動産全体の評価額に対して、自身の持分割合に応じた金額で売却できるのが一般的です。一方で、共有不動産専門の買取業者に自己持分を売却する場合は、持分割合に応じた金額のさらに低い価格での買取となるケースが多く見られます。

なお、売却額の下落率は、過去の事例を元にした大まかな目安です。具体的な根拠がある数値ではないため、当てはまらないケースもある点には留意してください。

共有持分の売却額には、以下のような個別的要因が価格に影響します。

• 物件自体の価値
• 共有者の数
• 共有者との関係は良好か
• 既に居住者がいるか

個々の条件や状況によって大きく変わる可能性があるため、売却相場を算出するのは非常に難しいといえます。ただし、共有不動産全体の市場価格を知ることで、おおまかな目安を把握することは可能です。

たとえば、1億2,000万円の不動産の場合、2分の1の持分割合のみを売却すると以下のような金額になります。

• 他の共有者に売却した場合：6,000万円
• 専門の買取業者に買い取ってもらった場合：2,000万〜3,000万円

先述の通り、あくまでも目安の金額なので、正確な売却額が知りたい時は不動産買取業者に見積もりを依頼してください。

共有持分を売却するなら仲介よりも買取がおすすめ！

共有持分を売却するなら仲介よりも買取がおすすめです。共有持分は中古不動産の市場で需要が低く、仲介で売却しようにも買い手がほぼ見つからないためです。

需要が下がる理由は以下の通りです。

• 他の共有者の同意を得なければ共有不動産全体を活用できない
• 相続によって権利関係が複雑化する可能性が高い
• 他の共有者とトラブルになるおそれがある
• 他の共有者が行方不明・認知症になると余計な手続きや費用がかかる

しかし、専門の買取業者なら、金額こそ他の共有者に売却するよりも安くなりやすいものの、仲介のように買い手を探す手間や時間がないため、スピーディーに売却できます。

さらに、仲介業者に依頼すると仲介手数料の支払いも必要になりますが、買取業者に買い取ってもらう場合には仲介手数料は不要です。売却額が低くなりやすい共有持分だと、仲介手数料の支払いが負担になるケースもあるため、負担を最小限にして売却することができます。

【奈良県】共有持分の買取例

奈良市の共有持分（土地）1/3を400万円で買取

橿原市の共有持分（戸建て）1/2を750万円で買取

生駒市の共有持分（マンション）1/4を350万円で買取

共有名義を解消する方法

共有状態を解消する方法にはさまざまな選択肢がありますが、状況によって適用できる方法は異なります。

たとえば、不動産全体を売却したいと考えても、共有者の中に1人でも反対する人がいれば、全体の売却は成立せず実行できません。無償で譲渡したいと思っても、譲り受ける人が贈与税を払える金銭的余裕が必要となります。

共有状態の解消が上手く進まない場合に有効な手段が「共有物分割請求」です。共有物分割請求は、共有している財産について、他の共有者に対して法的に共有状態の解消を求める手続きで、民法に基づき共有者であれば誰でも請求することができます。請求を受けた共有者は、請求に応じる義務があるため、相手の請求が気に入らないからといって拒否することはできません。

ただし、共有物分割請求は、話し合いで解決できない場合には訴訟に発展することもあります。そのため、共有物分割に強い弁護士に相談し、適切なサポートを受けることが重要です。

奈良県で共有物分割請求に強い弁護士

■奈良市の「オルタナ法律事務所」

■奈良市の「はなしば法律事務所」

■橿原市の「橿原神宮前法律事務所」

■橿原市の「奈良万葉法律事務所」

■橿原市の「奈良総合法律事務所」