福岡県の再建築不可売却に強い不動産買取業者一覧 - 34件

福岡で再建築不可物件を売却するなら買取業者がおすすめ

再建築不可物件の売却先には、主に「仲介業者」と「買取業者」の2つの選択肢があります。以下のような理由から、売却先は「買取業者」がおすすめです。

• スピーディーな現金化が可能
• 再建築不可のまま買い取ってくれる
• 「契約不適合責任」負わずに済む

買取業者は買い手が業者自身となるため、買い手が見つかるまで売却できないということがありません。買取業者に依頼した査定金額に納得でき、正式に契約を結ぶことでスピーディーに現金化でき、事故物件も手放せます。さらに、再建築不可物件の買取を専門としていたり、買取実績が多かったりする業者であれば、高値での買取にも期待できます。なぜなら、こうした業者は再建築不可物件を買い取った後の活用ノウハウや売却先のネットワークが豊富であるからです。

さらに、再建築不可の状態のまま、残置物もそのままの状態で買い取ってくれる点も買取業者の大きなメリットです。仲介業者に売却する場合、少しでも高値かつスムーズに売却するには、工事で再建築可能にしたり、リフォームやリノベーションしたりと対策が必要になります。手間や時間がかかるだけでなく、場合によっては工事費が売却益を上回ってしまう可能性があるでしょう。そうなると、再建築不可物件を手放すために費用を払っていることになってしまいます。

そして、売り手が契約不適合責任を負わずに済むのも買取業者がおすすめな理由の一つです。

再建築不可物件のような訳あり物件は、契約後にトラブルが起こるケースも珍しくありません。買取業者なら契約不適合責任が免除されるため、リスクなく売却できます。

福岡で再建築不可物件の買い手がつきにくい理由

福岡で再建築不可物件に買い手がつきにくい理由として、以下のようなことが挙げられます。

• 建物の建て替えや増築、改築ができず有効活用しにくい
• 軽微なリフォームはできても大規模なものはできない
• 築古で老朽化の進んでいる物件が多い
• 担保評価が低く、住宅ローンの審査に通らない可能性がある

現存する再建築不可物件は、1950年もしくは1968年以前に建てられたものが多く、建物の老朽化が進んでいます。しかし、再建築不可物件ということで建て替えや大規模なリフォームはできず、再建築可能の状態にしない限りそのまま使用しなければなりません。

たとえ、1950〜1968年以降に建てられた物件であったとしても、1981年以前に建てられた物件は耐震基準を満たしていない可能性があります。軽微なリフォームでは老朽化だけでなく、耐震性の確保には対応できないため、安全面でもデメリットがあります。

さらに、再建築不可物件は建物の担保評価が低いため、購入時に住宅ローン審査が通らない可能性がある点も買い手がつきにくい理由の一つです住宅ローンが利用できないと、購入時にまとまった金額が必要となる場合に、現金一括あるいは金利が高い金融機関やカードのローンを利用する選択肢に限られてしまいます。

【福岡県】再建築不可物件の買取例

再建築不可物件の取引価格について気になる方も多いかと思います。

ここでは、福岡県における再建築不可物件の買取事例をご紹介します。

福岡市博多区の再建築不可物件を1,180万円で買取

北九州市小倉北区の再建築不可物件を980万円で買取

久留米市の再建築不可物件を820万円で買取

福岡市南区の再建築不可物件を1,050万円で買取

大牟田市の再建築不可物件を730万円で買取

福岡で再建築不可物件の買取業者を選ぶ方法

福岡で再建築不可物件の買取業者を選ぶ際にチェックすべきポイントは、以下4つです。

• 相談料で比較する
• 対応エリアを確認する
• 口コミを確認する
• 担当者との相性を確認する

買取では、まず相談や査定から入ります。基本的にこのステップは無料ですが、買取業者によっては料金が発生する場合があります。しかし、有料だからと相談や査定の質が高かったり、買取で有利になったりすることはないため、あえて有料の業者を選ぶ必要はないでしょう。

そして、買取業者が全国、あるいは売却したい再建築不可物件のあるエリアに対応しているかの確認も必要です。良い業者が見つかっても、エリアに対応していないと査定や買取に対応してもらえません。

くわえて、優良な業者であるか、担当者との相性が良いかも重要なポイントです。

業者の優良性を判断するには、口コミが役立ちます。実際に利用した人からの評価が高いほど、買取業者の信頼性も高いでしょう。口コミは買取業者のWebサイト内だけでなく、Googleマップや比較サイトなど外部サイトの口コミもチェックしてみてください。

また、気持ちの良い取引を行うためには、実際に店舗に行くほか、メールや電話のやり取りから担当の対応の良さや相性をチェックすることも大切です。

福岡での再建築不可物件の買取相場は一概には言えない

福岡の再建築不可物件の買取相場は、一般的に「市場価格の50〜70%程度の金額」になりやすいといわれています。しかし、実際は物件の状態や立地によって買取金額が変動するため、一概にはいえません。

とはいえ、通常の物件に比べて、買取相場は安くなってしまいます。

具体的な買取価格や物件の価値を知りたい場合には、専門の買取業者に査定を依頼してみましょう。

福岡の不動産仲介における再建築不可物件の売却価格

買取相場は物件の状況によって左右されるものの、どの程度の金額で買い取ってもらえるかは気になるでしょう。買取業者では買取後に解体やリフォームを行うため、おおよその買取相場は「仲介業者の買取相場の5〜8割」ほどといえます。

下記で、福岡県内における仲介業者の売却事例をご紹介します。紹介している売却相場から5〜8割の金額を計算することで、おおよその買取金額が算出できます。

ただし、物件の状態などによって実際の売却価格は大きく変わるため、あくまで参考程度として押さえてみてください。

福岡で再建築不可物件を再建築可能にするための4つの方法

再建築不可物件は、以下4つの方法から再建築可能にできます。再建築可能にすることで相場よりも高く買取してもらえたり、仲介業者でも買い手が見つかりやすくなったりします。

確実に再建築可能にできる方法は、道路の拡張工事です。この方法はセットバックといい、敷地を後退させることで物理的に接道義務を満たす広さを確保し、物件を再建築可能とします。

隣地の買取や通行権の確保は工事不要で手間はかかりませんが、隣地の所有者の同意を得る必要があります。所有者の意向によっては買取や権利の確保が難しかったり、交渉が難航したりするおそれがあるでしょう。

行政に許可を取る方法は費用はかからないものの、隣地の買取・通行権の確保と同様に必ずしも再建築可能にできるとは限りません。なぜなら、許可を得るにはさまざまな条件をクリアしなければならず、土地や周辺状況によっては条件を満たせない場合があるからです。

再建築不可物件は再建築可能にできるとはいえ、費用や手間がかかったり、確実に再建築可能にできるとは限らなかったりします。そのため、その土地に大きなこだわりがなかったり、売却するメリットの方が大きかったりする場合は、買取業者への売却を検討してみましょう。